2012年11月21日水曜日

点字体験@豊治小学校

11月21日の午前、
豊治小学校で点字体験のお手伝いをして来ました。

前半は、視覚障がいの講師の方に、
見えない生活について、色々聞きました。
家の中のことは身体で覚えているので、
「みんなと同じようにお風呂に入ったり歯を磨いたり
トイレに行ったりすることは同じだよ。」
とお話ししてくれたり、
家事もできることはしますが、
「料理だと煮具合・焼き具合が分からないので、
加減を見ながらする料理は無理だよ。
かわをむくのも苦手かな。」
「今日の朝もみそ汁は作ってきたよ。」など
お話ししてくれました。
子どもさん達は、ビックリ!です。
できないことは、ヘルパーさんに手伝ってもらうそうですよ。

また、SPコードという、紙に掲載された情報をデジタルに変える二次元シンボルを
読み込む道具も持って来てくれていて、
ピザ屋のメニューを読み上げてみせてくれました。



後半は、自分の名前など文章を
点訳体験。
慣れない手つきで点筆を握り、点字板に用紙をはさんで、
6つの点の組み合わせを変えながら
穴をあけていきます。
出来た用紙を、講師の方に読んでもらいました。
この点が、意味を伝えることが出来ることが
とても不思議な感じです。


最後は、講師の方とボランティアの方に
代表の子どもさんがお礼を言ってくれました。

街中や家の中で点字を見つけた時、
今日の授業のことを思い出してくれると嬉しいなと思います。


(ゆき子)