2017年11月21日火曜日

(第1弾)なかがわ男塾!

『いざという時の男の介護力』~楽しく学ぶ介護の話~


なかがわ男塾も3年目を迎えました。
今回のテーマは、介護の話ということで、
男性介護者・介護経験のある方、これから介護を迎える方を対象とした講座です。
11月14日・21日の2週続けて開催させていただきました。


前半は、介護体験談の講話として

東部いきいき支援センター 
            水谷 卓司 さん より


アルツハイマー型認知症のご両親を10年ほど介護されたお話をしていただきました。

「認知症」になっても何一つ変わらない。
最期を迎えるとき、幸せな人生だったと思ってほしい。その気持ちを胸に介護と向き合われたとのことでした。

介護中は、幾度となく心が折れたとのことで、
社会と離れ、周囲との劣等感を感じ、将来の先行きに不安を感じながら介護されていたようでした。講話の最後には、「一人ではやり切れなかった。周りの支えがあったからこそできたこと。」とし、自分たちが幸せに暮らせるように「助けて」と言えること、相談できる専門職がいることを伝えていただきました。



 水谷さんの講話を終えた後、
グループに分かれて、参加者同士で話していただきました。
ご自身が置かれている状況や介護中に感じていること、今後迎える介護への不安など
たくさんの意見があり、それについて語り合いました。みなさん真剣な表情で話されていました。

講話の後には、認知症カフェの紹介・啓発DVD上映、
いきいき支援センターより、介護保険制度のミニ講座をしていただきました。

 ・介護ってどうやって受けるの?
 ・介護認定ってなに?
 ・相談はどこにすればいいの? など

介護に関しての相談、当事者・ご家族の悩みにも寄り添ってサポートをしていただけるとのこと。
  ○中川区東部いきいき支援センター(電話:052-354-8343)
  ○中川区西部いきいき支援センター(電話:052-352-8258)
  ○中川区西部いきいき支援センター分室(電話:052-364-7273)

(ご紹介)
  『中川区認知症カフェMAP』(nakagawashakyo.jp/m3/salon/ninchishocafe.pdf

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参加された方からの感想として、
 ・講話にとても勇気をもらった
 ・いろんな話ができて、気持ちが晴れた、参考になった
 ・介護は知識や技術だけではなく、自分の気持ちをどうコントロールするのかも重要と感じた
 ・今後もこのように話ができる場があるといい   など
 
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今後のなかがわ男塾についてご案内

(最新情報のご紹介)
 第2弾なかがわ男塾 次回 平成30年2月15日(木)AM11:00~PM1:00
  
  男性向けの料理講座を企画!(参加費200円)
     対象:中川区在住・在勤の男性
     申込:平成30年2月9日まで
     場所:中川区在宅サービスセンター(中川区小城町1-1-20)
     電話:052-352-8257


 (平林)



2017年11月15日水曜日

名古屋市工業高校インターンシップ(職場体験)①

毎年、中川区社協では名古屋市立工業高校のインターンシップ(職場体験)を受け入れています。今年も、2年生の生徒さん2名が社協の仕事を2日間体験してくれました。
職場体験の一環として、ブログの記事を書いてくれましたので紹介します。(幸)

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1日目 ~ホームヘルパー同行・なかがわ男塾~

◎ホームヘルパーさんと訪問先の人は仲良く話していて、また時間通りに買い物をしてきてすごいと思いました。自分たちも楽しく話せてよかったです。

◎なかがわ男塾では、講師の水谷さんの介護実体験の話を聞き、認知症への理解が大切だとわかりました。その後は、他の参加者の介護状況など聞けてよかったです。



2日目 ~地域支えあい事業相談窓口訪問・はつらつ長寿推進事業~

五反田コミセンで、五反田学区相談窓口の皆さんと話し合い、他人のためにボランティアで助け合っていて、すごいと思いました。

◎はつらつ長寿推進事業では、高齢者の方と一緒に歌を歌い、自分たちは折り紙をしましたが、説明がうまくできず、時間がかかってしまいました。でも、作り終わったときに喜んでもらえてよかったです。(ペンネーム:メイプル)


名古屋市工業高校インターンシップ(職場体験)②


1日目 ~ホームヘルパー同行・なかがわ男塾~

 ホームヘルパーの方に同行して、作業内容を見学させていただき、気づいた事は何事にも速く対応しており、訪問先の方とコミュニケーションを取りながら作業を行っていたので、本当に大変なお仕事だと思いました。

 なかがわ男塾では実際に両親の介護をされている方からの体験談を聞き、介護の大変さがよく伝わりました。またグループにも参加させていただき、様々な人の意見や考え方が聞けて良かったです。

2日目 ~地域支えあい事業相談窓口訪問・はつらつ長寿推進事業~

 五反田のコミセンに行き、話し合いの場に参加しました。主に皆さんの地域活動などを聞き、とても親切に接していただきました。

 はつらつ長寿推進事業では高齢者の方とふれあいました。元気な人が多くて、とても話しやすかったです。時間が経つのも早く感じました。またこちらも元気がもらえるのでとても良い企画だと思いました。(ペンネーム:いちごみるく)












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 この2日間、二人は学校で勉強している分野とは全く違った”福祉”の仕事を体験してくれました。今まで想像もしなかった仕事が社会にあることを知り、その仕事をしている人の話を聞き、現場を見て、多くの発見があったと思います。
 また、地域に出かけて、自分たちの街をより良くするために、ボランティアで活躍されている人たちがいることも知りましたね。社会人になって、福祉とは違った職業についても、今日の日を思い出して、自分たちの地域に目を向けてくれると信じています。
 これからの学校生活、また卒業後社会人になっても、この経験を生かして、活躍されることを職員一同願っています。お疲れさまでした。(幸)

2017年11月10日金曜日

みつば会でボッチャに挑戦!

11月10日(金)、
みつば会(高齢者はつらつ長寿推進事業)の露橋会場(露橋コミュニティセンター)でボッチャのプログラムを行いました。

ゲームを教えてくれるのは、男性グループ「クローバークラブ」のみなさん。
「クローバークラブ」は、みつば会の男性参加者を中心に結成された自主グループで、毎月の定例会のほか、交流活動やボランティア活動などを積極的に行っています。
みつば会の各会場を巡回してのボッチャもそのひとつ。

この日は、3人ずつの6グループに分かれてトーナメント戦を行いました。
 ボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる
白いボールに、赤、青のボールを6球ずつ投げて、
いかに近づけるかを競うスポーツです。

ジャックボールと、赤、青のボールの距離を計測します。
最初は「ゲームなんて自信ない!」と言っていた参加者さんも、ゲームが進むうちにすっかり夢中に・・・。
もともとは障がい者スポーツとして考案され、年齢や男女問わず、また経験がなくてもチームで楽しめるのもボッチャの魅力です。

ジャックボールや相手のボールをはじき飛ばしたりもできるため、逆転勝利はもちろん、ねらい過ぎて思わぬ展開になることも・・・。
いよいよ決勝戦!
ゲームが進むにつれてみなさんの腕も上がり、白熱した戦いになりました!
 上位チームにはクローバークラブから景品が送られました。
 
参加者さんから「とても楽しかった」「またやりたい!」と大好評でした。

クローバークラブのみなさん、ありがとうございました!
こんなふうに、交流の仕掛役を担うクローバークラブさんの活動、すてきですね。
これからもよろしくお願いします!               (伊藤ゆ)