2015年9月24日木曜日

「初級手話講座」のこれから

連休が明けた9月24日(木)、すっかり辺りが暗くなった夜6時30分に、
初級手話講座の第10回が始まりました。
※講師の都合で日程が一部変更されています。

最終回の今回は、ろう者との交流会が行われました。


受講者1人ずつ手話で自己紹介をしています。
いわば、今日までの成果の発表会。

ある人は頑張って思い出しながら、またある人は堂々と、
手話で自分について話しています。





ろう者の皆さんにも自己紹介をしてもらいました。
皆さん手話のベテランだけあって、素早く滑らかに手と口を動かします。



講座を受けたとはいえ、ろう者の皆さんに比べればまだまだ初心者。
「もう一回!」「ゆっくりやって!」とリクエストしながら、内容を読み取ろうとしていました。

初級手話講座は予定していたプログラムを無事に終えましたが、
講師の厚意で、引き続き受講者の有志を対象とする講座を行っていくそうです。
また、区内で活動する3つの手話サークルさん(ろう者の皆さんもそのメンバーです)が
会場と同じ富田北地域センターで活動しています。

今年もとても意欲的な方々が集まりました。
これからも、それぞれの形で手話を続けていくことでしょう。

講師の皆さん、ろう者の皆さん、
そしてさまざまな予定がある中練習を続けていった受講者の皆さん、
本当にお疲れ様でした。   (の)

「助け合いの仕組みづくり」説明会

9月24日(木)の午前、
中川区役所講堂には、学区の委員長さんや民生会長さんなど
錚々たるメンバーが参加され、
「助け合いの仕組みづくり」説明会が
行われました。




この事業は、
今、名古屋市で取り組みを進めているもので、
災害について、地域で対応を考え、支援が必要な人を把握し、
そういう方を含め住民の方がどこへどのように避難するか計画を立て、
実際訓練を重ねていくこで、
近々来るかも知れないと言われている災害に
備える活動です。
また、その時のために日ごろから
ご近所同士顔が見える関係を作っていくという
ことも目的にしています。


事業の概要説明などの後、
常磐学区長良西一町内会の取り組みについて、
荒川町内会長さんが事例紹介をされました。




昨年の立ち上げの時期から、
進捗状況をお聞きしていましたが、
その時から1年以上経つのか・・・と思うと
時間の流れの速さを感じます。
(5月に行われた安否確認訓練の様子→こちら

この発表や区役所に対する質疑応答があり、
説明会は終了しました。

なお、今年度、新たな町内会で
この取り組みが始まるそうです。

災害時に助けあうには、
日ごろからのご近所同士のおつきあいが
大切だと思います。
社協も、地域でのつながりづくりのお手伝いが
できればと思っています。

参加された皆さん、
発表された荒川さん、
お疲れさまでした。

(ゆき子)

2015年9月18日金曜日

支えあい事業交流会♪

9月18日(金)の夜、
中村公園近くのとあるお店に、
20名近くの人が集まっていました。


今回、初の試みである
地域支えあい事業交流会」を
行ったのです!!
会費制であるにも関わらず(当然ですが・・・)、
大勢の方にご参加いただきました。

元々、
この事業を始めて1年近く経つが、
日々の取り組みの中で迷うことも多く出て来た。
他の学区はどのようにしているのか?
話を聞く機会を作って欲しい
と言われていました。
そして、せっかくなら楽しい交流会にしよう!という話になり、
この会を企画しました。

この日は、現在支えあい事業を行っている3学区の
ご近所ボランティアコーディネーターや学区推進協会長さんなど
この事業を進めている中核的な方々と
私たち社協職員(3月に異動した職員も含む)で顔を合わせ、
自己紹介をし合ったり、
名刺交換をしたり、
自分たちの学区で取り組んだ事例や
お断りした事例などの情報交換をしたりと、
有意義な時間を過ごすことができました。



今年度中には、
もう1学区でこの事業に取り組む予定をしています。
実績を積み重ねながら取り組みを進める先輩学区の
皆さんには、是非アドバイスをして欲しいです。


皆さん、お忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
今回の交流、話し合いが、
酔っぱらって記憶がない・・・という結果にならないことを
祈っています。


(ゆき子)



2015年9月14日月曜日

第42回鳳祭(名古屋市立富田高校文化祭)に参加しました。

9月11日(金)・12日(土)と第42回鳳祭(名古屋市立富田高校文化祭)が
開催されました。

今年は初めての土曜日開催で、地域の中学生や一般の方も多く参加する
文化祭になりました。
 
事前に学校からお話をいただき、中川区社会福祉協議会として1ブースを担当。

中川区介護保険事業所・中川区障害者基幹相談支援センターと連携し、福祉学習
体験サポーターさんの協力も得て、福祉体験の企画を行ってきました。


テーマは“Pay It Forward(ペイ フォワード)”あなたの善意を次の人に渡そう!

①福祉の部屋クイズ


②高齢者疑似体験


③ヘルパーさんのお仕事体験

④車いす・ガイドヘルプ体験


その他、中川区社会福祉協議会の事業紹介・今日からできるボランティアの紹介、

赤い羽根共同募金のPRを行いました。




予想をはるかに上回るたくさんの方が来てくれました。

 “感想の木”には『お年寄りは大変だと気づいた。』『自分のおじいちゃんにやさしくしてあげようと思った。』『今、自分が健康でいられることに感謝したい。』など、福祉体験をして今の自分にできることや多くの感想が寄せられ、桜満開になりました。

 
また、前日の資材搬入時には、バトン部の生徒さん達が練習の手を止めて、荷物運びを手伝ってくれたり、また当日模擬店前で赤い羽根共同募金の募金活動をしていると、募金をしてくれた生徒さんが『赤い羽根の募金に是非にご協力ください!』と一緒に呼びかけてくれたり、すでに福祉の心が多くの生徒さん達にあることを感じられた素敵な鳳祭でした。(幸)

2015年9月13日日曜日

今年も行って来ました「小本ふれあいフェスティバル」

9月13日(日)の午前、
秋が感じられる、涼しく、また少々曇り空の下、
常磐学区にある「サポートセンターbeing小本」では、
「小本ふれあいフェスティバル」を行っていたので、
チラリと覗かせていただきました。

このイベントは、19回目の実施になるそうで、
例年通り、今年も多くの人で賑わう
イベントになっていました。









ステージでは、
常磐小PTAコーラス部や侍 前田利家ONDO・舞人、
施設利用者さんの踊りなどが披露されていました。
美しいコーラスや楽しい踊りに
お客さん達もノリノリでした。
















模擬店は、
フランクフルトやコロッケ、ポテト、焼きそばなどの食べ物、
水風船釣りやバザーなど
色々なテントがありました。
ベーカリーは大人気!
1時間あまりで、全商品売り切れたそうです。

この模擬店などのテントに
常磐学区の民生委員さんや保護司の方々が
ボランティアでお手伝いされていました。

午後からは、
太陽も顔を出し、
秋晴れの空の下、
イベントは一層盛り上がったことと思います。

いつもながら、
お手伝いで参加したボランティアの皆さん、
企画・準備などをした職員の皆さん、
参加者の皆さん、
お疲れさまでした!!


(ゆき子)

2015年9月11日金曜日

認知症サポーター養成講座@常磐民児協

9月11日(金)の午後、
常磐コミュニティセンターで、
常磐学区の民生委員児童委員さん
20名以上の方が集まって、
認知症サポーター養成講座
受講していました。

認知症サポーターとは、
認知症について正しく理解し、
認知症の方や家族に対して温かい目で
見守る人であり、応援者です。

現在、認知症の方は増えてきています。
福祉施設や病院にいる方もいますが、
半数くらいは地域で暮らしています。
名古屋市にも5万人以上の方が
見守り支援が必要な認知症高齢者と
言われているそうです。



講義は、東部いきいき支援センターの職員さんが
お話ししてくれました。
ご自分の認知症介護の体験を交えてのお話もあり、
頷きながら聞いている方もいました。
家族ならではの想いに共感されていたのでしょうか・・・。

この講座は、
地域支えあい事業で開いている窓口で、
常磐学区の困りごとの相談を受けていると、
認知症の症状があり、
食べ物の管理ができない、
決まった時間に食事が取れない、
お薬が飲めない
など、
最近多くの色々なお話を聞きます。

支援しているご家族やケアマネさんなどと
相談しながら、
ご近所でできることは
ボランティアとして活動していただいていますが、
これだけ相談があるので、
一度認知症についてしっかり理解する必要があるのでは
と話し合い、
企画しました。



今回は民生委員さんを対象に行いましたが、
ご近所ボランティアさんにも
聞いていただく機会を作れると
良いかなとあらためて思いました。

今回のお話を頭に入れて、
今後の活動に取り組んでいきたいと思います。
お疲れさまでした。


(ゆき子)

2015年9月9日水曜日

社会福祉士(相談援助)実習、受け入れています!



 現在、中川区社協では、8月~10月までの間の16日間、名古屋市立大学から2名の実習生さんを受け入れさせていただき、皆さまにもご協力いただき様々なことを学んでもらっています。
 今回は、実習生さんに実習プログラムの一環で、ブログを書いていただきました。
 では、どうぞ。(伊トふ)

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 こんにちは!
 中川区社会福祉協議会で実習させていただいている、実習生の鈴木と荒井です。
 9月3日(木)に、みつば会(名古屋市高齢者はつらつ長寿推進事業)荒子会場、八幡会場にて、実習生企画を実施しました。
 私たちは、ボールを使った脳トレと、お札(偽物です)を使ったじゃんけんゲームを企画しました。
 その中でもお札を使ったじゃんけんゲームについてご紹介します。
 準備段階では、オリジナルのルールを考えたり、お札を量産したりしました。

お札を作ってます♪
これが『みつば銀行』の千円札と壱万円札です。

 お札づくりには苦労しました。
 会場の皆さんはとても楽しんでくださって、最後には大盛り上がりでした。

荒子会場で1番お金持ちになって優勝したチームです!
  始まる前は不安と緊張でいっぱいでしたが、参加者さんや職員の方に協力していただいて、私たちも楽しい時間を過ごせました。
 いろいろと反省点は残りますが、無事に終えることができました。
 2週にわたって優しく受け入れてくださって、本当にうれしかったです!
 貴重な体験をさせていただき、ありがとうございました。

2015年9月6日日曜日

総合防災訓練 戸田小学校

 朝から怪しい天気の中、中川区総合防災訓練が戸田小学校で開催されました。
 私は、体育館で小学生向けにお話しをさせていただきました。

 東日本大震災の時、岩手県大槌町で実際に私が撮影した写真(平成23年7月撮影)を紹介した後、「みんなちがってみんないい」というタイトルで、障がいのある人が小学校の避難所に避難した場合、「どんなことに困り、何ができるか」を考えていただきました。



同じ体育館では、消防団による小学生の応急手当等講座が開催され、また今年度は初めて、中川区障害者自立支援連絡協議会の防災部会の方々も、見学にみえました。

 



 途中激しい雨が降り、運動場等で予定されていた学区のプログラムは一部短縮されたようですが、体育館は予定通り進められました。また、なかがわ災害ボランティアネットワークも炊き出しや講座を担当されました。


 小学生の皆さんも災害に備えることの重要性と、地域にはいろいろな人が生活しており、災害時のような困った時は、より一層「助け合い支えあう」ことが大切だと考える機会になったのではと思います。 (聡)



2015年9月1日火曜日

つながりづくりグループ会議盛り上がってます!

9月1日(火)の午後、
在宅サービスセンターのボランティアルームでは、
またまた参加者の皆さんの話し合いが
盛り上がっていました!


この日は、地域福祉活動計画の
つながりづくりグループの会議です。
社会福祉士の実習のために社協に来ている
大学生2名を含め、15名の参加でした。

前回の会議(ブログ記事は→こちら)に引き続き、
男性向け講座やサロン実践者交流会の
内容の検討が中心です。

かなり内容が固まってきました。
男性向け講座の名称は、
なかがわ男塾」です!
~地域でイキイキおやじになろう~という副題をつけました。


この企画には、計画推進委員さんが
ご自分のお知り合いや地域の情報などを
提供してくれました。
そして、そのツテをたどり、講師をお願いすることができました。
地域の方のネットワーク力や情報力はやっぱりすごい!
です。
地域のことは地域の人に聞け!
ですね。

ちなみに、
現在は、講座内容が大まかに決まっています。

①美味しいコーヒーを淹れてみよう
②とっておきの1枚をあなたのカメラで!
③健康体操で体すっきり
④簡単おつまみ作り&交流会

10月最終週~12月初旬にかけて
隔週で、
コーヒーを淹れたり、カメラで写真を撮ったり
体操したり、おつまみを作ったりと
楽しい企画を行う予定です。
男性の皆さん、ぜひぜひご参加くださいね♪

なお、この講座の募集については、
本会広報紙Welなかがわ9月号(概要)、
広報なごや中川区版10月号、
ちらしなどで広報予定です。
詳細は、もう少々お待ちください。

※ Welなかがわはこちらでご確認ください。
           →中川区社協ホームページ

また、サロン実践者交流会は11月に
開催予定です。
サロン運営で抱える悩みや、楽しさなど
情報交換できると良いなと思います。

心強い計画推進委員さん達と一緒に、
地域福祉が進むよう
楽しく取り組みを進めていきたいと思います!


(ゆき子)