2017年8月11日金曜日

「1Dayサマーボランティアスクール」のウラ話をご紹介

8月10日に開催しました「1Dayサマーボランティアスクール」、プログラムに関連してご紹介したいエピソードをまとめました。

①アイメイト利用の高橋さんへの質問より。

参加した生徒さんから「時間をどのように知るのですか?」との質問がありました。
まさか、とても正確な体内時計が・・・?


いえいえ、実は高橋さんが使っている腕時計はカバーが開いて、指で針を触って時間を確認できるんです!音声で知らせるタイプの時計もあるそうですが、こうした色々なアイテムも使っておいでなんだそうです。

②昼食時に防災食を試食しました。

防災ゲーム「クロスロード」は、災害ボランティアとして活動している福谷さんに進行・指導をしていただきました。その福谷さんのアイデアで、昼休憩(昼食)に防災食の試食を用意しました。
メニューは『大豆とひじきのマヨネーズ和え』。災害時には火が使えない場合もあるため、保存がきく缶詰めの大豆とひじき、多くの家庭にあるマヨネーズを使い、味のアクセントになる練りワサビの有無で2種類を試食しました。

 見た目は同じですが、右側(ふせん付)がワサビ入りです。


試食した生徒の皆さんからは「ふつうにおいしい♪」との声が多く、意外にも?“ワサビ風味”の方が人気を集めていました。

③防災食の食材は寄附をいただきました。

今回の『大豆とひじきのマヨネーズ和え』に使った材料は「コープあいち』さんから寄附をいただきました。厚く御礼申し上げます。こうしたイベントを開催する際に、様々な形でご協力いただける企業さんはとても心強く、ありがたい存在だと改めて感じました。


まだまだご紹介したいエピソードもありますが、今回はここまで。参加した生徒の皆さん、当日体験した沢山の気づきやエピソードをぜひ大切にしてくださいね。(渡辺)

「1Dayサマーボランティアスクール」を開催しました


8月10日に「1Dayサマーボランティアスクール」を開催しました。
通常の「サマーボランティアスクール」では、夏休み中の原則5日間、中高生が区内の福祉施設での活動を通じて、社会福祉やボランティア活動への理解を進めます。
連続5日間の体験では、経験の蓄積や日々の振り返りで理解が深まりやすい反面、部活動や家庭の都合によっては参加できない生徒さんもいるのではないか?との思いから、参加しやすい「1Day」版を企画しました。

参加者募集では定員30名に対して67名の応募があり、気軽に参加できるイベントへのニーズを強く感じました。できれば応募いただいた方全員に参加してほしいところでしたが、プログラムの都合上、抽選にて参加者を決定しました。


当日のプログラムは大きく3部構成。
 「アイメイト(盲導犬)との生活を知ろう」
 「災害時の活動をゲームで学ぼう」
 「車いすで街へ出掛けてみよう」  の順に進めます。

■第1部では「ガイドボランティア体験」と「アイメイトとの生活を知ろう」の2つのテーマで、視覚障がいのある方の生活や支援を疑似体験しました。

「ガイド体験」の講師として、中川区介護保険事業所 サービス提供責任者の
青木さん、清水さんから事前のレクチャーを受けます。

 ガイドをする&してもらうの両方の感覚を、実際に体験します。
 
アイメイト利用の高橋さん(福祉体験学習サポーター)から、普段の生活の様子や
 サポートする際の声掛けのポイントなどを教えていただきます。
 
アイメイトのサンダーが空席を探すデモンストレーションを披露!

参加者アンケートでは
『見えている自分と見えていない人の目線、両方の気もちが分かりました』
『アイメイトが利用者にとって、とても大切なのだと知りました』
などの感想が寄せられました。

第2部では、なかがわ災害ボランティアネットワークのご協力を得て、災害ボランティア活動の講話と、防災ゲーム「クロスロード」体験をしました。

なかがわ災害ボランティアネットワークの下田代表から講話をいただき、

「クロスロード」では、判断に迷う問題にYES/NOで答えていきます。
グループ内で答えが分かれると、「どうして?」をお互いに聞き合いました。

   ★クロスロードの問題例
    あなたは、避難所の食糧班の責任者です。
    現在の避難者数は600人。ようやく食事のお弁当が配達されましたが、
    数は400食しかなく、次回の配達がいつになるかは未定です。
    また、お弁当なので日持ちしません。届いた食料を配りますか?

参加者アンケートでは
『ゲームではさっと選べるけど、実際に選択をしなければならないとしたら、私はとても時間がかかりそうです。』
『災害時には多くの問題が一気におこるので、中学生として力になりたいと思いました。』
などの感想が寄せられました。

第3部では、3人1組になり、交代で車いすでの外出を体験しました。
  コース上には横断歩道、郵便ポスト、バス停など、見慣れた風景が沢山あります。

 「車いす体験」の講師として、中川区障害者基幹相談支援センターの
中野さんから事前のレクチャーを受けます。

 
横断歩道の小さな段差でも、なかなか思い通りには進みません。

自動販売機では、精いっぱい欲しい商品のボタンに手を伸ばす場面も。

参加者アンケートでは
『ちょっとした段差でもすごく震動がきたり、ほしい飲み物が買えなかった。』
『自分で自走したり、介助者におしてもらったり、それぞれの難しさや安全を学べました。』
などの感想が寄せられました。

1日だけの体験でしたが、参加した生徒の皆さんは楽しく、真剣な表情でプログラムに取り組み、自分なりの「ボランティア活動」について考えることができました。参加者アンケートでも
『はじめて参加して、もっと色々な活動をしりたいと思いました。色々な活動をしって、自分のできるかぎりのボランティア活動に積極的に参加したいと思いました』との感想が寄せられました。

これからも、こうした機会を増やして、多くの方がボランティア活動を身近に感じてもらえるような取り組みを進めていきたいと思います!
最後になりましたが、参加した生徒さんが安全に体験・活動できるよう見守っていただきましたボランティアの皆さん、企画からご協力いただいた地域福祉活動計画推進委員の皆さん、暑い中ご協力いただき、ありがとうございました。(渡辺)


2017年8月10日木曜日

ふれあいサロン正色×おもちゃのひろば

 
 
今日は正色コミュニティセンターで、
旧喫茶店石松で行われている『ふれあいサロン正色』と
主任児童委員 今枝さん宅で行われている『おもちゃのひろば』が
合同開催されました。


学区で初めての乳幼児から子ども、大人、高齢者までみんなが集えるサロンの開催です。


一色診療所:坂野先生が、子どもにとっても大人にとっても大切な『うんち』について
お話してくださいました。

 
お話の後は、おもちゃコンサルタントでもある、主任児童委員の今枝さん宅にある
数々のおもちゃで、子どもも大人も楽しみながら交流しました。

 


 
 
 
そして、今回のサロンでは、社会福祉法人 共愛の里さんが、デイサービスで使用されている、バスで送迎をしてくれました。共愛の里さんは『学区のためなら』と給食会やサロンの送迎をしてくださっています。
 
次回の『ふれあいサロン正色』は、9月14日(木)13:30~ 正色コミセンで開催されます。
体操などを予定しています。
 
まだまだ暑い日がつづきますので、皆さんお身体ご自愛ください。(幸)

なかがわ子ども楽校2017夏①

7月28日(金)に「なかがわ子ども楽校 2017夏」を開催しました!
 
この事業は昨年度の冬休みから開催しており、第3次地域福祉活動計画の中で、推進委員の皆さんと検討を進めている「子どもたちの居場所づくり」に関するモデル事業です。
 
当日は中川区内にお住まいの26名の小学生の皆さんに参加していただきました。
 
今回は学習支援と調理実習をメインにしたイベントとして計画しました。
 
イベントの中では、みんなで一斉に同じことをするのではなく、その時自分のやりたいことを選んで、好きなように移動してもらいながら過ごしていただきました。
 
最初に何をやりたいか聞いてみると、勉強したいという子が1番多く手を挙げてくれました。
集中してそれぞれ勉強したいものに取り組んでいます。
 
勉強していて分からないところがあれば、ボランティアさんに教えてもらいます。
今回は、中川商業高校の生徒さんや、大学生の方等の学生ボランティアさんと、教師OBの方等に協力していただきました。
 
 
ちょっと休憩したいな・・・という子のために、最近話題の将棋もできるように準備しました。
ここには中川鯱城会から、将棋のお得意な方にボランティアに来ていただきました。
将棋好きな子ども達もたくさんいて、お互い対戦したり教え合ったりしていました。
最終的にボランティアさんに勝てたという子もいて、みんなびっくりしていました!

 
 
習字の宿題を持ってきてくれた子も・・・
ボランティアさんに見てもらいながら仕上げていきました。
 
 
今回の調理実習のメニューは「サラダちらし寿司」

 
トッピングはたまご焼き、鶏そぼろ、トマト、ゴーヤ、シーチキン、ササゲ、枝豆、レタス、キュウリ等・・・
それぞれ好きなようにトッピングします。
 
 
付け合せとして冬瓜汁も作りました。
 
デザートは黄瓜でしたが、子ども達に大人気でした。
 
黄瓜の種をとっているところ。
 
ゴーヤが特に美味しいという感想も!
 
今回の調理実習のために、地域住民の方や企業の方に、食材のご寄付をいただきました。
 
鶏肉のご寄付をいただいた中日本フード様。
 
野菜・お菓子のご寄付をいただいた佐藤美惠子様。
 
本当にありがとうございました!
 
 
参加した子ども達とボランティアの皆さん。
 
夏休みの子ども楽校はあと1回、8月25日(金)にも行います。
※受け付けは終了しています。
 
次回もお楽しみに!
 
(鈴木ま)
 
 

 
 

2017年8月9日水曜日

明朗クラブふれあいサロン

8月3日(木)昭和橋学区の善福寺で行われている、ふれあい・いきいきサロンの
「明朗クラブふれあいサロン」におじゃましてきました。

6月にオープンしたばかりなのですが、会場は多くの参加者の方で賑わっていました!

参加費50円で淹れたてのコーヒーがいただけます。

「いつも同じ味を皆さんに提供できるように」と
コーヒー豆をきちんと量ってから淹れてみえました。



丁寧に淹れたコーヒーはとても美味しかったです♪


 

この日は、民生委員の方が「中川運河について」のお話をしてくださり、皆さん耳を傾けていました。

その他の時間は、皆さん、何をするわけでもなく、コーヒーとお菓子をいただきながらワイワイと楽しそうにお話しされていました。

話し声が飛び交う明るい雰囲気で、とても居心地が良かったです♪


運営者の方は、「ひとり暮らしの方のためにも、地域に気軽に集まれる場所があったらいいのでは…」という思いで、サロンを開設されたそうです。


地域の方が、地域の方のために、交流の場であるサロンを立ち上げることで、また新たな「つながり」が生まれると思います。とてもあたたかく、素敵なことですよね。


これからも地域の方と協力して、住みやすいまちづくりのために頑張っていきたいと思います!!


明朗クラブふれあいサロンは、
日時:毎月第1・3木曜日(次回は8月24日に開催) 午前10時~11時半
場所:善福寺(中野新町3-23)
で行われています。お近くの方は、是非お立ち寄りください。


明朗クラブふれあいサロンのみなさん、ありがとうございました。(ふなつ)


2017年8月1日火曜日

第3次地域福祉活動計画 第7回推進委員会を開催しました。

8月1日(火)中川区在宅サービスセンターにおいて、第3次地域福祉活動計画
第7回推進委員会を開催しました。


普段は、3つのワーキンググループに分かれて会議をしていますが、
年に2回、推進委員さんが全員集まる全体の会議が推進委員会です。

今回のテーマは
『第3次活動計画の成果と振り返り、第4次計画へのつなぎ方』でした。

委員長の 同朋大学 社会福祉学部 林教授から、『 国の動向と地域福祉活動 』
という内容で講義をいただき、最近の国の動向や施策などについて理解した上で、
自分たちの地域福祉活動はどのようにあるべきか考える機会になりました。


講義の後は、3つのワーキンググループに分かれ、3次計画を振り返って実現できたことを
共有し、4次計画につないでいきたいことについて話し合いをしました。


各グループで共通していたことは、様々な取り組みを“若い世代に働きかけていく”
“若い世代につないでいきたい”という想いだったようです。

今後も推進委員の皆さんと、一緒に第3次地域福祉活動計画を進めていきたいと
思います。また、第4次地域福祉活動計画の策定に関わっていただく、作業部会委員の
公募も冬には始まります。

皆さん!一緒に計画の推進及び策定に関わっていただけませんか?(幸)