2014年6月30日月曜日

第2回「はつらつ川柳」出来上がりました。


名古屋市高齢者はつらつ事業(通称:みつば会)の

プログラムで2年ぶりに、参加者さんに川柳を作っていただきました。

初めての方も多く、とっつきにくい部分もありましたが、いざ取り掛かると

皆さんの日常の風景がよくわかる作品が次々と出来上がりました。

 

1、シルバー川柳

 

日常の生活の中で感じたこと、思ったことを率直に詠んでいただきました。

 

杖ついて 歩く姿に 母を観る

青松葉 落ちて枯れても 二人づれ

耳遠く 聞いとらん!と 怒鳴り声

孫娘 ひいたピアノは 家具となり

アレどうだ? ソレそうだよと 分かり合い

朝起きて 新聞よりも 庭の畑

菜園は 虫の試食後 人が食べ

サクランボ メロンにパイン バスの旅

目がさめて 今日の予定は なんだっけ?

何回も 探したところに 何故あるの?

歌うたい 歌詞を忘れて ラララララ 

母に似た 鏡の中は 誰かしら?

孫たちの 話を聞くのが 楽しみだ

リビングで チラシ見ただけ 旅気分

だんなさん 朝からテレビ もう寝てる

雨上がり 今がチャンスと 花の苗

梅雨時の 交差点には 傘の花

サッカーで 楽しく遊ぶ こどもたち

 

2、はつらつ川柳

 

 みつば会への思いやプラグラムを体験しての感想など。

 

みつば会 楽しい時間 すぐ終わり

みつば会 老いて楽しい 集い花

梅雨空に イソイソ出かける みつば会

みつば会 日ごろの怠惰 背を押され

みつば会 みんな楽しく 折り紙を

年重ね 医者通いつつ みつば会 

みつば会 顔と名前が まだ合わず

聞きとれず 横見てあわてて 手をたたく

みつば会 良い作品と 友が増え

足腰を かばいながらの みつば会

 


以上の作品のほか、その情景が目に浮かぶ

素晴らしい作品が多くありました。

 

コバヤシ

 

2014年6月26日木曜日

篠原小学校のみなさん、みつば会へようこそ!

6月26日(木)篠原小学校の2年生47人が、みつば会篠原コミセン会場に来てくれました!
みつば会では、会場に七夕の笹を飾ってお出迎え。
2年生では、生活科の時間に地域の人との交流や福祉施設について学習しているそうです。
これから地域の一員として成長していくみんなにとって、地域のことを知ったり、
コミュニケーション力を高めたりすることは欠かせません。
訪問にあたって事前に会場の様子を下見に来てくださり、
その様子をもとに準備を進めたそうです。

「みかんの花咲く丘」の歌や「茶摘み」の手遊びなどを披露してくれました。
みつば会のみなさんもよく知っている歌や遊びです。
一緒に折り紙も楽しみました。
2年生のみなさんに教えてもらったり、みつば会の方が教えたり・・・。

           
みつば会のみなさんの知恵と2年生のみなさんのアイデアで、思わぬ作品も!
ご近所同士の顔見知りさんもいて、あっという間に仲良しになりました。

そして最後にサプライズ!
なんと、みつば会のみなさん一人ひとりにお手紙を書いてきてくれました。
手紙をもらうって、ほんとにうれしいことですね。

篠原小学校2年生のみなさん、いろんな準備や工夫をしてくださってありがとうございました。
そして何よりも、みんなが来てくれたことがみつば会のみなさんにとっての素敵なプレゼント。

秋にも会場訪問を計画してくださっているそうです。
また会えるのを楽しみにしています!               (伊藤ゆ)






2014年6月23日月曜日

戸田小学校で車いす体験を行いました。

6月18日(水)、戸田小学校の5年生を対象に車いすの体験学習を行いました。

最初に車いすの操作や注意点などを講師の方から説明していただきました。

←子どもたちが方法を考えがら、
車いすの広げ方や折りたたみ方に挑戦しました。
講師の方は、車いすを使用する人の体の特徴や不自由さに
よって、介助者が配慮しなければいけないことも違うので、
「車いすに乗る人の気持ちを考えながら介助して」と
話しました。

この日の体験は、道路や建物内などで想定される車いす使用者にとっての不便さを、
体育館に障害物などを設置して行いました。
(左)狭い道を想定して。壁や障害物は思った以上の圧迫感・・・。
(右)曲がりくねった道や、柱などの障害物を想定。ここはがんばって自分で操作します。
   コツをつかむとスムーズに。

マットをしいたコースでは、坂道や段差を体験。
歩きでは何ともないところも、車いすだと大変!を実感。友達の手助けが欠かせません。
こちらは自動販売機を想定したもの。高い位置のボタンやお金を入れるところが届かない!
また、低い場所も利用しにくいことがわかりました。                         

体験を終えたみんなからは、
「普段は気にせず通っているが、車いすに乗ると大変だった。」
「自分で操作するのは大変。介助してくれる人を信用することが大切だと思った。」など
体験を通しての率直な感想が出ました。

最後に講師の方から、
「自分の体に感謝して、大切にしてください。」と5年生のみんなにメッセージがおくられました。   
この日の体験や感じたことが、
今後のみんなの気づきや行動につながるといいなと思います。          (伊藤ゆ)



2014年6月17日火曜日

豊治小学校で手話体験学習を行いました!

耳の不自由な人は、どのようにコミュニケーションをとっているのか、
自分たちにできることはないかを考えようと、
6月6日(金)、豊治小学校の3年生が手話体験学習に取り組みました。

冒頭、講師と手話通訳ボランティアの方6名を前に、誰が耳が聞こえないかを考えました。
みんなの答えはバラバラです。
答えがわかると、驚きの声が・・・。
聞こえないという障がいが、見ただけではわからないことに気づいてもらえたでしょうか?
 また、○×クイズ形式で、楽しみながら耳が聞こえない人や手話のことを学びました。

後半はクラスごとに分かれての体験です。
簡単な手話を覚えて、講師に質問したり、
自分の家族や趣味などを子どもたちが発表しました。
講師への質問には、たくさんの手が挙がります
 「僕の家族は・・・」「私の家族は・・・」や「豊治小学校」の手話に挑戦!
手話がわからない部分は、身振り手振りを交えて、
みんな一生懸命に伝えようとしてくれました。

聞こえない人に伝えるには、手話という方法だけでなく、
身振り手振りだったり、字を書いたりといろいろな方法があること、
表情も重要なこと、そして何よりも伝えようという思いが大切なことを
体験を通して感じてもらえたのではないでしょうか。

最後はみんなで手話コーラスを披露してくれました!        (伊藤ゆ)

豊治小学校で車いすの体験をしました。


障がいのある人の思いや生活を知り、自分たちにできることを考えようと、
6月5日(木)に、豊治小学校の5年生が車いすの体験学習を行いました。

はじめに、車いすを使って生活してみえる講師の方から、
車いすを使う上での注意点などを話していただきました。

後半の車いす体験では、段差で友達と協力して車いすを
持ち上げる体験も予定していたため、
講師の方は、「一番大切なことは、車いすに乗っている人が
安全なこと。自分ひとりだからできない、と思うのではなく、
まわりの人に声をかけて。」
「車いすを使う人にとって、車いすは体の一部。
自分たちの体と同じように大切に扱って。」などと子どもたちに呼びかけていました。

また、車いすを使うきっかけとなったエピソードや、
普段の生活、趣味のことなどのお話を聞きました。

不自由な中にもできること、
それを可能にしてくれるご自分の体を、
自分にとっての「宝物」と話されたのが、とても印象的でした。

車いすの体験では、3人一組になって
段差やスロープを走行しました。
いつもみんなが使っている手洗い場。ちょっとした段差が車いすではひと苦労・・・

階段は、別のグループにも応援を頼んで「せーの!」 協力して持ち上げます。
自動販売機も、車いすの高さだと届かないところも。

車いすにのることで、生活の中にある、普段は気にせず過ごしていることや使っているものが
不自由に感じられたり、違った印象になったのではないでしょうか。
この日の体験が、思いやりの心や視野の広がりにつながるといいなと思います。

協力してくださった講師の方、ボランティアのみなさん、ありがとうございました!
                                                   (伊藤ゆ)








2014年6月13日金曜日

第3次地域福祉活動計画が動き出します!



昨年度1年間かけて、
住民の皆さんと策定に取り組んだ
第3次地域福祉活動計画」が完成し、
5年間の計画の1年目が始まりました。


住民の皆さんにお示しできるよう
分かりやすい計画冊子づくりを目指して
準備を進めていましたが、         →→→
6月13日(金)の午後、
20名の委員さんと事務局8名が集まり
第1回計画推進委員会が行われました。



ほとんどの方が、
引き続き計画推進に関わっていただけるということで、
また、この心強い住民の方達と一緒に
福祉のまちづくりを進めていけるのは、
とても嬉しいです!

前半の全体会では、
推進委員会委員長・副委員長の選出、
計画策定の振り返り、実施項目、
今年度の取り組みなどを確認しました。

また、今年度新たに中川区で取り組む
「名古屋市地域力再生による生活支援推進事業」についても
ご説明させていただきましたが、
この事業は、この活動計画推進に大きく関係してくるため、
委員さんとも連携しながら
進めていきたいと思っています。

なお、委員長は、策定時の策定委員会委員長の
林博幸委員(同朋大社会福祉学科教授)が、
副委員長には、策定時の作業部会部会長の
早瀬房紀委員(常磐学区区政協力委員会委員長)
が互選により選出されました。
引き続き、よろしくお願いします。


後半は、ワーキンググループに分かれて
それぞれのグループで今年度取り組むことの確認や
具体的な進め方について話し合いました。



この計画は、
中川区が住みよいまちになるよう
皆さんと一緒に進めていくものです。
ぜひ、計画推進にご協力ください。

なお、計画冊子(52ページ)や概要版(現在作成中。8ページ)は、
近々配付できるようになりますので、
ご興味のある方は、社協までご連絡ください
(ホームページでも見ていただけるようにする予定です)。


(ゆき子)


2014年6月12日木曜日

西中島小学校で高齢者疑似体験学習を行いました!

6月11日(水)、西中島小学校の4年生が、高齢者疑似体験学習を行いました。

西中島小学校では、
地域の高齢者との「ふれあい会食会」を毎年行っていて、
4年生は今年初めて、会食会での催しを
企画するのだそうです。

企画にあたって、お年寄りがどんなことを不自由に感じるか、
どうすれば喜んでもらえるかなどを考えるきっかけにしたいと、
今回の学習を行うことになりました。

この体験では、手足のサポーターやおもり、
白内障の疑似体験ゴーグルをかけたりして、
加齢にともなう体の動かしにくさ、不自由さを体験します。

3人一組で協力して、手足のおもりやサポーターをつけます。
マットの上に寝転んで起き上がりにくさを体験したり、段差を上り下りしたり・・・
また字を書いたり、小さなポーチから硬貨を取り出したりという体験もしました。


手足が動かしにくい上に、目も見えにくいので、階段は特に慎重に・・・
子どもたちから、「体が重くて目も見えにくくて大変だった!」と感想が上がると、
学習に関わったボランティアさんたちからは、
「お元気な高齢者もいるけれど、困っている人がいたら声をかけて」
「こうやってみんなに会えることで元気になれる」など、
子どもたちにメッセージがおくられました。

この日の体験を活かして、すてきな「ふれあい会食会」になるといいですね。   (伊藤ゆ)


2014年6月9日月曜日

サロン中花スタート

 今日から荒子学区の中花町で「サロン中花」がスタートしました。
 このサロンは、活動計画推進委員やボランティアとして活躍してみえる福谷さんが「自分の町内でいろいろな住民が集えるサロンを作りたい」という思いを実現されたものです。

 
 昨年度開催した「ボランティアと施設の交流会」で、同じ中花町で放課後等デイサービスをされてみえる「ライフサポート」さんと知り合い、子どもたちが学校へ行っている平日の午前中に、月1日サロンとして貸してほしいと交渉したことがきっかけで始まりました。
 
 
 
 

 あいにくの曇り空で心配しましたが、約20人の中花町住人が参加してくださいました。中には、
1歳の赤ちゃんを連れたお母さんや、子ども会の役員をされてみえる若いお母さんも参加され、お茶を飲みながら、デイサービスからのお菓子の差し入れもあり、皆さん和気あいあいと過ごしてみえました。

 中川区西部いきいき支援センターからの健康相談や、熱中症のお話や、中花町内の情報もあり、「今日は良い話が聞けたわ。」と帰って行かれる方もみえました。
 中花町の方は毎月第2月曜日の午前(8月はお休み)サロンが開催される予定ですので、ぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。 (聡)

2014年6月6日金曜日

たかばた保育園「ふれあい会」に参加しました

本日、中川区の野田学区にあるたかばた保育園にて地域の高齢者の方との交流イベント「ふれあい会」が実施されました。


この「ふれあい会」は地域福祉に取り組む野田学区推進協議会、野田学区民生委員児童委員協議会、そしてたかばた保育園が協力して毎年開催しているものです。


地域の高齢者と年長園児3クラスが歌に踊りに楽しくふれあいました。


月1組 むすんでひらいて
月1組 歌の披露

とっても元気のいい園児たちの演技におじいちゃん、おばあちゃんたちも一緒になって歌ったり、握手をして挨拶。


月2組 あくしゅでこんにちわ
月2組 ドレミの歌

























こんどは、みんなで輪になりフォークダンス。
最初は硬かった表情もみんな次第に柔らかくなり、

月3組 フォークダンス
月3組 フォークダンス
















そして、最後は・・・。


最後はギュ!!

とてもすてきな「ふれあい会」。

野田学区の推進協議会、民生委員児童委員協議会、そしてたかばた保育園の皆さん、本当にお疲れ様でした。
                                                  (権田)