2013年2月26日火曜日

福祉講演会を開催しました!!

 平成25年2月21日(木)『平成24年度福祉講演会』を開催しました。
 とても寒い日だったので、足を運んでいただけるかとても不安でした。しかし会場30分前の12時から、すでに並んで待っている方もみえ、講演を楽しみにしていただいていることに、とてもうれしく思いました。
 
 
 
 大きな混乱もなく13時30分の開演を迎え、鈴木会長のあいさつ、私ども中川区社協の事業紹介の後、いよいよ14時から菊地幸夫先生の講演『出会いの人生から学んだこと』が始まりました。


 菊地幸夫先生は、『行列のできる法律相談所』を始め、多くのテレビ番組にご出演されてみえ、弁護士という堅いイメージのお仕事にもかかわらず、分かりやすく柔らかい語り口で、ファンの方も多いのではないかと思います。
 
 
 
 
 菊地先生のお話で特に興味深かったことは、地元の小学生バレーボールチームの監督を通じて「自分が仕事で疲れている時も子どもたちから元気をもらっている」ことや「コミュニケーション能力は子どもの頃から育まなければならない」ことなどが語られました。菊地先生自身が、まさに「地域で子どもを育てる」ことを実践されてみえることが、とてもよく伝わってきました。約300人の来場者を前に、熱のこもった講演本当にありがとうございました。


 
 また、当日手話通訳、要約筆記でご協力いただいた方々、そして司会や場内整理などでご協力いただいたボランティアの方々ありがとうございました。   (聡)









2013年2月20日水曜日

1/2成人式@八幡小学校

9月に初めて手話体験学習でお邪魔してから、半年近く。
2月20日の冬晴れの寒い午後、
いただいた「1/2成人式 招待状」を持って、
八幡小学校へ行って来ました。

この日は、今まで3回手話を通して
手話サークルの方々と交流を重ねてきた4年生の皆さんの
20歳の半分、10歳で迎える1/2成人式。
育ててくれた保護者の方などに成長を感謝する式です。
子どもさん全員が、将来の夢をみんなの前で発表するのですが、
それに「手話」をつけて、
手話サークルの皆さんにも伝えてくれました。

1月の授業で手話サークルの方々から教わった手話を
その後懸命に練習したと聞いていますが、
堂々と発表していました。
「私の将来の夢は、パティシエになることです。
将来に向かって頑張ります。」
などなど。。。





寒い体育館での式でしたが、
4年生のみんなが頑張って練習して一生懸命発表している姿は、
保護者の方にとっても感動的だったと思いますが、
これまで関わってきた私たちにとっても
心をほっこり温かくしてくれたような気がします。


これで、今年度の福祉体験学習は終了です。
今年も色々な取り組みのお手伝いをさせていただきましたが、
多くのボランティアさんや住民の方にも協力していただきました。
本当にありがとうございました。
また、2月には福祉体験サポーターという
一緒にこの体験に取り組んでもらえるボランティアも
増えました。

25年度に向けて、また新しい気持ちで
準備を進めていきたいと思います。


(ゆき子)

2013年2月19日火曜日

車いす体験@正色小学校

2月19日(火)。寒い寒い午前中。
正色小学校5、6年生の子どもさん達と一緒に
車いす体験を行いました。

今回は、先日福祉体験サポーター養成講座を
終えた6名の方も参加しての授業となりました。

車いすの操作の仕方を講師の方にレクチャーしてもらった後、
4、5人1組で車いすに乗り、
普段使っている校舎周辺を移動しました。
いつもは何気なく使っている校舎が、
実は段差・階段だらけで、
車いすで移動するのが意外に大変なことに気付きました。
でも、グループのみんなで協力して声かけしながら
一生懸命取り組んでくれました。


災害時、この小学校は地元の避難所になります。
色々な人が避難して来ます。
そういう時、どうしたら良いか?
そんなことも考えるきっかけになればと思います。

後半は、車いす講師の方からお話を聞きました。
「障がい」って何?
自分たちと違う人のことを障がい者と呼ぶのなら、
自分から見たら、みんなの方が障がい者だよ
などと、
子どもさんに自分の思いが伝わるように
色々なお話をしていただきました。
みんな真面目にお話を聞いてくれて、
「みんな良い顔をしているよ!」と
講師の方から褒めてもらいましたよ。



サポーターの6名にとっては、
初めて(もしくは2回目)のボランティア活動。
実際に授業を行って、流れを見ながらの動きになるので、
戸惑うことも多いと思いますが、
今後も、住民の方の学習機会を充実させるため、
引き続きの参加、活躍を期待しています。
お疲れさまでした。

(ゆき子)

2013年2月13日水曜日

はつらつ作品展 開催中!

ただいま、みつば会(名古屋市高齢者はつらつ長寿推進事業)の参加者さんの作品を集めた
「はつらつ作品展」を、在宅サービスセンターで開催中です。

みつば会は、65歳以上の方を対象に、体操やレクリエーション、手芸・工作などの活動を通して
介護予防への理解と仲間づくりをすすめる事業で、中川区内16会場で実施しています。

今回は各会場ごとに作品を共同制作しました。
ちぎり絵の似顔絵、お雛さま、はつらつ川柳などなど、各会場の個性あふれる力作がそろっています。


また、みつば会のサロンや、参加者さんが趣味で制作した作品、昭和初期の写真・文集など
ユニークな作品も展示しています。


2月16日(土)には、サロンコンサートも開催しますので、この機会にぜひ、みつば会の活動をご覧ください! 
(伊藤ゆ) 

『はつらつ作品展』
 期 間: 2月12日(火)~20日(水) 午前10時~午後4時
                       ※2月17日 除く
 会 場: 中川区在宅サービスセンター(中川区小城町1-1-20)

  ♪ 2月16日(土) サロンコンサート  11:00~11:45、13:30~14:15 ♪
             ※駐車場に限りがあります。公共交通機関をご利用ください。


みつば会 参加者募集中!
  前期(平成25年4月~9月)の参加者を募集しています。
  募集期間:2月28日(木)まで
  中川区社会福祉協議会  電話:352-8257 までお問合せください。
  
  

2013年2月7日木曜日

福祉体験サポーター養成講座最終回!

今まで2回行ってきた「福祉体験サポーター養成講座」が
2月7日(木)の午後、最終回を迎えました。

今回も、視覚障がい者講師の方に来てもらい、
アイマスク体験・ガイドヘルプ体験を行いました。

視覚障がいの方を誘導するガイドヘルプの方法を聞いた後、
センターとその周りを2人1組で歩きました。

アイマスク側は、
いつもより音が大きく聞こえるような感じ、
また足の裏の地面を感じながら歩き、
ガイドしてもらう人の肩やひじの心強さ・・・
そんなことを感じながら歩きました。
ガイドする側としては、
思った以上に言葉で情報を伝える難しさなどを感じたようです。


また、硬貨を指で区別してみようと触ってみました。
やはり視覚から得る情報は大きいのだと実感した方が多かったようです。

後半は、残り時間が少ない中、
2事例についてグループワークを行いました。

ちょっと難しい課題でしたが、皆さん頑張って取り組んでいただき、
色々意見を出してもらいました。



最後、2週間後に行う小学校での車いす体験について確認した後
(7人参加予定です!)、今後について。
3月に一度みんなで集まり、このサポーターとして
どうしていくか話をしようということになりました。

今後のサポーターさんの活動が長く続けられて、
福祉教育を応援してくれる人達の輪が広がることを期待しながら、
社協としても出来る限りの支援をしていきたいと思います。

皆さん、脱落者なく3回とも参加していただき、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いします♪


(ゆき子)

2013年2月5日火曜日

高齢者疑似体験@万場小学校

2月5日(火)の午前、寒い冬の日。
万場小学校で高齢者疑似体験の授業を行いました。

この日は、疑似体験インストラクター3名、
地元の高齢者(はつらつ長寿推進事業参加者)4名と
先日来から行っている福祉体験サポーター養成講座の受講者4名が
6年生99名の体験のお手伝いをするボランティアとして
参加してくれました。


←寒い中、大活躍!


まずは、インストラクターからセット付け方の説明を聞いた後、
グループになり順番にセットを身につけ、
おじいさん・おばあさんに変身です。


←おもりを付けて
  階段を上り下り


  いつもより顔を近付けて
         見ています→ 





 ↑ インストラクターさんにおもりを付けてもらっています


普段何気なくしている行動をおもりなどを付けて行ったことで、
普段とは違うことを感じたようで、「セットを取ったらホッとした」
「体力の減り方が大きかった」などの感想を発表してもらいました。

また、年を重ねて「老化」はあっても、
重ねるからこそ良いこともあるよということを、
事前に調べたり聞いてきたりしてもらったのですが、
それについても何人かが発表してくれました。
「誰とでも話せる」「優しくなれる」「色々なことを知っている」「自由な時間が増えた」
などの他、
「美容室でサービスが受けられる」「バスで優先してもらえる」
なんてものも。
でも1番は、「孫の顔を見られたこと」。
これかも知れません。

最後に、インストラクターさんやお手伝いしてくれた元気な高齢者の方々に
コメントをもらい、
今日の授業は終了です。
この授業が、皆さんの今後に活かされることを祈っています。

また、今回デビューした福祉体験サポーターさん。
慣れない学校でのボランティア活動で戸惑うことも多かったと思いますが、
ぜひ続けて参加してもらえればと思います。
今後の活躍に期待しています。


(ゆき子)

2013年2月4日月曜日

福祉体験サポーター養成講座第2回目!

朝から降ったり止んだりする雨空のもと、
サポーター養成講座第2回を実施しました。

今回は、車いす講師の方に来てもらって、
普段何気なく歩いている歩道や駅を
車いすで動いてみるという予定でしたが、
何しろ雨降りの1日。
どうしようか迷いましたが、
やはり頑張って体験してもらおうということで、
傘を差して車いすを引いて運び、
南荒子駅で車いす体験を行いました。

見たことはあっても、自分で操作するとなると話は別。
思ったように進んだり回ったりできず、
苦労する人も多いようです。


←操作の仕方を教えてもらっています











思ったより、エレベーターは狭いみたい→













←平に見える歩道も、微妙な傾斜が。
  力を入れないとタイヤが流れていきます。









帰り道は、雨が小降りになっていたので、自分で操作してみました。
見た目分からない小さな傾斜がくせ者!
また、小さな1段の段差も自分では上がれないことを知りました。


後半は、講師の方からお話を聞きました。


普段あまり聞けないお話だったので、
皆さん、色々考えるきっかけになったようです。

この講座も残すはあと1回。
その前に、実習として万場小学校での高齢者疑似体験学習に
4人程参加してもらう予定です。
デビューになりますが、
皆さん準備はOKですか?


(ゆき子)