2012年5月17日木曜日

高齢者疑似体験を行いました

玉川小学校6年生の福祉学習の中で、
インスタントでお年寄りの体験をする「高齢者疑似体験」を行いました。

この体験は、年を重ねて身体機能が落ちてくる状態を、
おもりやサポーターを付けて疑似的に体験するものです。
目にはゴーグル(黄色くぼんやり見える)、
耳にはイヤーディフェンダー(聞きにくくする)、
ひじ・ひざにはサポーター(曲げにくくする)、
足首・手首・ベストのポケットにおもりを入れ
身体の重さを感じます。
これで一気に70歳以上高齢化しました。

顔を近づけて新聞を読んだり、
手袋をはめ物をつかみにくくなった状態で財布からお金を出したり。
皆さん、普段は楽々できることが、なかなか難しいと感じたようです。






ただ、身体の機能は衰えても
経験を重ねて豊かな生活を送っている高齢者の方も多いです。
今回この授業に参加してくれたボランティアさんもいわゆる「高齢者」の方ですが、
元気な子どもさん達と関わりながら、楽しくお手伝いしてくれました。

このような授業のお手伝いも社会福祉協議会では行っています。
学校に限らず、地域での体験も可能です。
ご興味のある方は、お問い合わせください。

(ゆき子)