2017年6月1日木曜日

ふれあい給食サービス事業研修会を開催しました。



6月1日(木)、中川区在宅サービスセンター研修室・調理室で
『ふれあい給食サービス事業研修会』を開催しました。

この研修会はふれあい給食サービス事業に関わるボランティアの方々を対象に
開催している研修会で、これからの季節に留意していただきたい食品衛生に関する講義や他の学区と情報交換していただく交流会も行っています。

ふれあい給食サービス事業とは・・・
昭和57年から実施されている小学校区ごと設立された地域福祉推進協議会が主催者となり、ひとり暮らしの高齢者等を対象に、コミュニティセンターや公民館などに集い、交流する食事会です。

研修会では、中川保健所 生活環境課 食品獣疫担当 鵜飼主査に、食中毒予防に関するお話を伺いました。


後半は、 フードコーディネーターのオフィストランセット:上村尚美先生をお招きして、
お年寄りの食事には欠かせない、汁物についての講義・調理実習を行いました。

講義のあとは、調理実習。



さすが普段から調理に慣れている皆さんは、手際よく2種類の汁物を完成!

豆乳入りみそ汁 と 胡麻と焼きナス入りみそ汁

発酵食品として注目されているぬか漬け


試食をしながら、楽しく交流をしました。

上村先生も驚かれていましたが、
地域の民生委員さんが中心となって、
参加人数の多い学区は100名分の食事を毎月すべて手作りしている学区もあります。







ふれあい給食サービスは、
ボランティアの皆さんのいろいろなご苦労もあると思いますが、
何十年もずっと受け継がれて、今もボランティアの皆さんの手を通して、
普段一人で食事をすることの多い、高齢者の皆さんに届いています。






ふれあい給食サービスのボランティアを募集している学区もあります。
おもてなしの気持ちを届けたい!と思われる方は、是非、中川区社会福祉協議会(352-8257)までご連絡ください。(幸)