2012年12月13日木曜日

点字体験@長須賀小学校

12月13日(木)の午前、
長須賀小学校4年生の総合的な学習の時間(やさしさ発見隊)の中で
点字体験を行いました。

いつものように前半は、視覚障がいの講師の方に
どんな生活を送っているかお話を聞きます。

授業の前に、目隠しをして
・1人で歩いてみる
・壁伝いに歩いてみる
・友達の案内で歩いてみる
という体験をしてもらうのですが、
1人で歩くのはとても怖かった、ふらふらしたけれど、
壁伝いはまだ安心できた。
でも、急に壁がなくなったり、ものが置いてあったりした時は危なかった
などの感想が。
そして、それよりも人に案内してもらうと安心して歩けたよ!
という感想を多くもらいましたが、
それは、視覚障がいの方も一緒で、
声かけしてもらうと安心して歩けるよと話してくれました。

そんな講師の方の生活は、
みんなと同じように1人でできることもあれば、
難しいこともあり、ヘルパーさんなどに助けてもらっていることもあるなど、
具体的にお話をしてくれました。

また、声で教えてくれる時計や携帯電話、
SPコードで情報を読み上げてくれる機械や
操作を音声で説明してくれるCDプレイヤー
音声チップに録音して、情報をリモコンで聞ける機械などなど
色々な物を見せてくれました。



←点字付のカレンダーや「点図」のついた年賀状、駅の構内や交差点が触って分かるようになっている「触地図」なども触らせてもらいました。

後半は、自分の名前などを点訳します。
点字で打った物を講師の方に指で読んでもらいました。
多くの子どもさんが、「パーフェクト!全部合っているよ。すごいねー。」と
講師の方に褒めてもらいました。



この授業の後、
この日習った点字で、講師の方あてに手紙を書いてくれるそうです。
楽しみに手紙が届くのを待っていたいと思います。


(ゆき子)