2013年11月28日木曜日

点字体験@正色小学校

11月28日(木)の午前、
正色小学校4年生18名の皆さんと
点字体験の授業を行いました。

児童の皆さんには、
事前に目隠しをして廊下を歩いてみるなど
目が見えないイメージをしてもらっていましたが、
「1人で歩くと怖い」
「壁伝いに廊下をあるいたけど、ドアなどがあり、たいらじゃないのでビックリした」
「友達と歩いたら、声で説明してもらえて安心して歩けた」
など色々な感想を出してくれました。

そのうえで、視覚障がいの講師の方からお話を聞きました。
「家の中では杖も使わず、1人でやれることはやっているよ。」
「料理もするよ。包丁も使う。みそ汁は毎日作るよ。」
など、当たり前に生活していることに、ビックリ!
みんな、何もできないと思っていたのかな?
やり方は多少違うかも知れませんが、
工夫しながら生活をされていることが分かりましたね。

また、好きな食べ物は、
「焼き肉!お寿司!ケーキ!」などと色々挙げてもらうと、
みんなから歓声が。
同じものが好きな子がいっぱいいたようです。
趣味の読書や好きな野球チームが中日ということにも、
同じだーという声が。

そうですね。
目が見える見えないの違いはあるかも知れませんが、
決して特別な遠い存在でなく、
その違いがあるだけで、同じ中川区で暮らす住民同士なんだな
ということが分かってもらえたのではないかと思います。


その後、
身近にたくさんある点字について、
どこで見かけたことがあるか聞いてみると、
「階段の手すり」「エレベーターのボタン」「地下鉄の案内板」など
公共の場所、駅などで見かけたよという子が
たくさんいました。
家の中でも、
洗濯機など家電についているのを見つけてくれた子もいました。
すごいです!

その後、ボランティアさんにも教えてもらいながら、
自分の名前などを点字で打ってもらいました。


そして、打ったものを講師の方に
指で読んでもらいました。


あの点点を文字としてすいすい読んでいる姿に
これまたビックリしていました。

普段の生活の中に点字はあって、
当たり前に一緒に生活しているんだなと
気付いてもらい、
世界が少しでも広がるといいなと思います。


(ゆき子)