2024年3月21日木曜日

第7回「はつらつ川柳」出来上がりました。

  名古屋市高齢者はつらつ長寿推進事業(通称:みつば会)のプログラムで

参加者さんに川柳を作っていただきました。

 まだ肌寒い季節ですが、春の気づきも少しずつ多くなってきました。そこで参加期間終了間際の「みつば会」の参加者に、川柳を創作していただきました。

皆さん、最初は不安な様子でしたが、川柳のおもしろみや、考え方、過去の作品、公開されている「シルバー川柳」を学んでいただき、みつば会への思いや、日常生活での心情を詠んでいただきました。

「はつらつ川柳」~春への気づきと、みつば会への思い

  春田公民館

揉みほぐし 店より良く効く 棒体操

みつば会 白い息吐き バスで行く

朝早く カラスが教える ゴミの日と

テレビつけ あっちもこっちも オオタニサン

晴天だ 今朝はよく鳴く 鳥の声

婆さんも ロングスカート しなやかに

みつば会 一週間が 待ち遠しいー

みつば会 家に帰れば なまけもの


  赤星コミセン

一人住む 孫へ小遣い paypay

ケーキだよ 普段難聴 すぐ返事

家を出て カギをかけたか また戻る

夕食は 手抜きでオッケー 母の味

モーニング 二時間会話 時忘れ

お雛様 飾って昔を 思い出し

庭の梅 昨日は一輪 今日満開

物価高 生きていくのに 四苦八苦

ウォーキング 一万歩には あと五分

コロナ過ぎ みんな集まる みつば会

川柳を 作れと言われ アタマ禿げ

 

  豊治コミセン

病院へ 行けば持病の 数自慢

高齢者 歳を忘れて ネイルサロン

水曜日 待って出かける みつば会

どこで会う? 楽しみ膨らむ 同級生

水たまり 歩幅広げて 靴ポチャリ

ボウリング 腕は痛いが 止められぬ

和え物に 切り干し大根 ひよこ豆

 

  東起公民館

どこかしこ コロナが明けて ひとだかり

シワの手で ミニ菜園に 春を蒔く

お買い物 ワゴン頼りに 品定め

しっかりと 歩き続けて 八十(やそ)祝い

雪の中 友に会うため みつば会

みつば会 友に手を振り 会場へ

みつば会 終わったあとに お茶会へ

 

  露橋コミセン

みつば会 出会いと別れ 繰り返し

大好きと 抱っこしたのに 猫パンチ

みつば会 シニア集いて  春爛漫

みつば会 脳トレすれば 若返る

久しぶり! 会えたらいいネ 待機組

(み)なさんと

(つ)もるおしゃべり

(ば)場がなごむ

みつば会 歩いて通える ありがたさ

小笠原 今年は柳か 開幕戦

自転車で 他人の庭さき お花見に

ワンちゃんに行ってくるよと留守頼み

ハサミ・糊 おりがみ・鉛筆 出番待つ

やっとかめ 挨拶したあと 誰だっけ?

みつば会 金曜早起き バス時間


  助光荘集会所

ゆずりあい どうぞどうぞで ロスタイム

住み慣れた 心のふるさと みつば会

目が覚めて 今日もセーフだ このカラダ

みつば会 右手・左手 リズムなし

お店番 知った人来て 賑やかに

生きてきた! 喜怒哀楽と 90年

娘から 「うさぎ元気?」と 電話くる

歳をとり 運動してない 自覚あり

希望なし 目標なくても 自由アリ

忘れもの したこと解かれば 大丈夫! 

腹八分 やるぞやるぞと 明日から


荒子コミセン

嬉しいな みんなに会えた みつば会

雪景色 私の頭も 真っ白だ

気がつけば あっという間の 喜寿の歳

良き友よ 命短し ハムスター

みつば会 半年過ぎた 夢のうち

メガネ何処? スマホみたいに 音だして! 

マスク顔 誰かわからず コンニチワ

「おはよう!」と 何時もの笑顔 ホッとする

おはようと あれ?枯れ木鉢に 芽吹き見る

寒い朝 霜柱踏み みつば会

晴れている! 友と会えると 胸弾む

みつば会 名前聞いても スグ忘れ


富田地区会館会場

妹の 金沢きんつば 無事届く

甲子園 故郷の勇姿 応援し

みつば会 慣れたころには別れ唄

みつば会 早めし食べて いざ出陣

孫が来た 早速スマホを 質問し

シュウイチの お出掛けタイム みつば会

みつば会 折り紙楽し 友にあげ

日が差して お腹がいっぱい ウトウトと

笑い声 廊下に響く みつば会

みつば会 先生ごめんね マイペース

音読の 声出し読みて みつば会

ニコニコと おひさしぶりネ どなたさま?

朝散歩 いつものワンコが 駈けてくる


 様々な視点で、いい作品作りますよね。多くの方が自宅で考えてきていたみたいです。                                                                                                                                                                                                                             

 年を重ねるにつれ、体調の変化や、環境の変化があり、とまどう高齢者の姿や、しかしそれをポジティブにとらえ、日々の生活を楽しむ気持ちが良く表れています。 

 また、楽しみにしている「みつば会」への思いも、ひしひしと伝わってきますね。                                                                                                                                                                                           

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