2016年9月27日火曜日

第3次地域福祉活動計画 第1回ワーキンググループ情報共有会議を開催しました!!

 中川区社協では、中川区の地域福祉を進めていくため、住民の皆さんや関係機関の方々と一緒になり、地域福祉活動計画を策定・実施しています。
 現在、平成26~30年度を計画期間とする第3次計画を3つのワーキンググループで進めています。
  今回(9月27日)初めて、各ワーキンググループ代表者と事務局職員との情報共有会議を開催しました。この会議の主な目的は、①計画期間の中間年である今年、計画の振り返りや見直しを行い、残り期間の方向性を確認することと、②各ワーキンググループでの実施項目の情報共有や連携の場です。 

各グループ代表の皆さん(6名)と事務局職員の参加です。

 皆さんからは、計画に基づいたこれまでの取り組みが紹介されました。
 例えば、「買い物が不便な地域に移動販売車を誘致した取り組み」、「中高生などの若い世代を意識したボランティア育成の取り組み」、「男性にも地域活動に参加していただくためのきっかけづくりの取り組み」などなど、どれもこれも地域の皆さんが熱心に関わっていただき進めてきた取り組みばかりです。
皆さんから各グループでの取り組みを紹介していただきました。



職員からも今後の方針等を相談させていただきました。

  今回改めて、地域の皆さん一人ひとりから熱い想いをお伺いし、中川区は素敵な区だなぁと感じたとともに、より一層、中川区の地域福祉の推進に取り組んでいきたいと思えた会議となりました。(伊トふ)

2016年9月23日金曜日

自由なサロン!五女子サロン”和”

9月23日(金)14:00~16:00 
第2回目の五女子サロン”和(なごみ)”が行われました。

五女子サロン”和(なごみ)”はいつ来ても、いつ帰ってもよい、自由なサロンです。
特に決まったプログラムはありません。
気軽にご近所にお茶を飲みに来る、昔ながらの縁側のようなサロンです。



 

『お中日の時のお菓子持ってきたよ。』と美味しそうなお菓子が届き、
今日も、ゆるやかに始まりました。



サロンに来られた方から
『病気をしてから、言葉が出にくいけど、歌なら声が出る。』という話から、
『じゃあ、何なら歌える?』
『私、民謡なら三味線弾けるから、何がいい?』
『炭坑節にしようか。』と話が弾みました。





和子さんが、三味線を持ってきて、炭坑節を引き始めると、
最初はみんなで歌っていたのですが、
『歌詞は知らないけど、踊りなら。』と自然に踊る方も・・・。







声を出しながら、踊る・・・。心にも体にとってもいいです。
皆さんの顔が自然に笑顔になり、一体感に包まれました。


こんな雰囲気が、五女子サロン”和(なごみ)”の素敵なところだと思います。
誰もお客様にはならない、みんなで作っていくサロンです。
これからも、ずっと続くといいですね。



五女子サロン”和(なごみ)” 

  場 所 : 源通寺すぐ東の伊藤和子さん宅
  時 間 : 第4金曜日14:00~16:00
次回は10月28日(金)です。
皆さん、是非一度気軽にお茶を飲みにいらしてくださいね。(幸)

2016年9月18日日曜日

9月荒越いきいきサロンで伊勢湾台風を振り返る!


今月の荒越いきいきサロンでは、伊勢湾台風の記録映像を見て、57年前の当時を振り返りました。

『思い出したくない方もみえるかもしれませんが、絶対に忘れてはいけないことだと思います。』
とのアナウンスでサロンが始まりました。


『 伊勢湾台風 』
 昭和34年9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風です。
 犠牲者は5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人にのぼります。


 
 高潮による被害が大きく、このような高潮で最も多くの人命が失われたのは名古屋市南西部の南区や港区で、これには名古屋港の貯木場から流出した 20万トンに及ぶ木材が高潮に乗って住宅地を壊滅させたからだそうです。

 海岸堤防が破壊し、街が水没。復旧のためには、堤防を完全に作り直した上でポンプにより海水を排水しなければならなかったため、水没地域が完全になくなったのは被災から半年経った翌年3月下旬のこと。それまでは、不衛生な状況の中避難生活を余儀なくされました。

しかし、未曽有の災害にも関わらず、名古屋市民は一丸となって、不眠不休で復旧作業を行ったこと、驚異のスピードで復興したことも伝えられました。



参加者の方々は『そうだった、そうだった。』とつぶやきながら見る方、黙ってじっと映像を見入っている方、様々でしたが、どんなことを考えながら見られたんでしょうか。

伊勢湾台風を知らない私たちも、過去に実際に起こった大災害を知るよい機会になりました。

今年も台風で多くの被害が出ています。
これからの台風シーズン、備えをしっかりしつつ、ご近所で助け合える地域づくりをしていきたいですね。(幸)
今月のカレンダーです


2016年9月17日土曜日

富田高校の学校祭に出展しました!

9月17日(土)、
中川区にある富田高校の学校祭「鳳祭(おおとりさい)」が行われました。

富田高校への進学を考える地域の中学生や
生徒の家族の方にも見にきてほしいというねらいから、
鳳祭は昨年から金曜日・土曜日の2日間開催となっています。

中川区社会福祉協議会は、昨年に引き続き2日目の学校開放日に
『福祉の部屋』として教室を1部屋使った企画を実施しました。



社会福祉協議会としては、クイズ、高齢者疑似体験、共同募金を行いました。

「2025年には、なんと75歳以上の人が4人に1人に!」
「16歳以上の人なら、研修を受ければヘルパーとして活動できます!」

高齢者疑似体験をしてもらっています。(この日は上半身だけ)
白内障体験めがねをかけて手袋をすると、
財布からお金を出すのにかなり時間がかかってしまいます。


「ここまで目に近づけないと、新聞の字が読めない!」

赤い羽根共同募金を実施しました。
「妖怪ウォッチ」や人気キャラクター「初音ミク」のクリアファイルを
一定額募金してくださった方へのお礼にプレゼントしました。
当日は、合計で 4,156円 の募金をいただきました。

さらに、今年は介護保険サービスを行う事業者の
「中川区介護保険関連事業者連絡会」の皆さんにも参加していただき、
車いす、シルバーカー、訪問入浴の浴槽、
マッスルスーツといった福祉用具の展示や体験を行って、
仕事としての介護・福祉について考えてもらいました。

いつもの手洗い場も、車いすでは蛇口に手が届かない……。
-
この浴槽をお客さんの家に持ち込んで、お風呂に入ってもらいます。
今日は新人研修用の人形を一緒に持ってきていただきました。
肌や髪がボロボロなのは、たくさんの新人さんに洗ってもらった証です。

力持ちの男の人でも、人ひとりを持ち上げるのは大変です。
このマッスルスーツは、働く人の負担を軽くするために開発されました。
スイッチを入れるだけで、軽々と持ち上げることができます。

当日お越しいただいた方に書いてもらった感想は、
「感想の木」として中川区在宅サービスセンターに展示しています。


たくさんの方に知ってもらえる機会をくださった富田高校の皆さん、
感想を書いていただいた皆さん、募金していただいた皆さん、
そして企画に参加していただいた皆さん、ありがとうございました!(の)

2016年9月13日火曜日

八幡学区地域福祉推進協議会『回想法研修会』


老人保健施設みず里の齊藤妙子さんを講師にお招きし、
八幡学区地域福祉推進協議会主催の『回想法研修会』が開催されました。



民生委員さんを始め、区政協力委員や老人会、支えあい事業のご近所ボランティアの
皆さんも参加され45人が、回想法を学びました。



この研修はサロン活動が活発な八幡学区で、みんなが回想法ができるようになれば、
認知症予防にもなり、素晴らしいのではないか。ということから企画が始まりました。


『回想法とは何か?』という基本的なことをお話いただいた後、
皆さんグループで子どもの頃の遊びについてグループ回想法をしてみました。





手に取ってさわり、
『めんこはろうをぬって、補強したりしたねぇ。』

『五寸釘で陣取りした。』

『ゴム飛びで高くまで飛んだよ。』

どんどん、子供の頃の遊びの話で盛り上がりました。













”回想”は、ただ昔のことを思い出すこと

 ”回想法”とは、誰かに昔の思い出を聴いてもらいながら、昔を懐かしむこと

 回想法とは、昔を懐かしむだけではなく、聴いてくれる人がいる中で過去を振り返り
 自分の人生を捉えなおすこと。

 そして、これからどうするのかにつなげられるよう過去・現在・未来を
 つなぐ技法であるということを楽しみながら学びました。


講師の齊藤先生、有意義な時間をありがとうございました。

“回想法”で八幡学区がさらに活気のある町になるといいですね。(幸)

2016年9月7日水曜日

熊本地震義援金チャリティコンサートを開催しました!

9月7日(水)の午後、中川区在宅サービスセンターで、
熊本地震義援金チャリティコンサートを開催しました。

みつば会昭和橋会場のみなさんをはじめ、
他会場の参加者、現在待機中の方など、
総勢42名が参加してくださいました。

コンサートには、
市内出身の大学生 鈴木優太君や、
福祉ふれあい広場の大合唱でも
お世話になっている
音楽療法士の富田千秋さんのほか、
みつば会のボランティアさんにも
演奏メンバーとして参加していただき、
ギターやヴァイオリン、カフォンなどの生演奏にあわせて、
なつかしい歌を全員で大合唱しました。


ソロでも熱唱してくれました!

現在、鹿児島県の大学に通う鈴木君は、
熊本地震が発生したとき
自転車に乗っていて地震を
体験したそうです。
大きな揺れや、九州出身の友人たちやその家族の安否を一緒に心配したことなど、
まだ鮮明に残る地震の記憶を語ってくれました。
みなさんから曲のリクエストが飛び出します。

 この日のコンサートでは、19,867円の義援金が集まりました!
集まった義援金は、中央共同募金会を通じて、被災した熊本、大分の両県に
送らせていただきます。
みなさん、ご協力ありがとうございました!    
(伊藤ゆ)