2016年9月18日日曜日

9月荒越いきいきサロンで伊勢湾台風を振り返る!


今月の荒越いきいきサロンでは、伊勢湾台風の記録映像を見て、57年前の当時を振り返りました。

『思い出したくない方もみえるかもしれませんが、絶対に忘れてはいけないことだと思います。』
とのアナウンスでサロンが始まりました。


『 伊勢湾台風 』
 昭和34年9月26日に潮岬に上陸し、紀伊半島から東海地方を中心とし、ほぼ全国にわたって甚大な被害を及ぼした台風です。
 犠牲者は5,098人(死者4,697人・行方不明者401人)・負傷者38,921人にのぼります。


 
 高潮による被害が大きく、このような高潮で最も多くの人命が失われたのは名古屋市南西部の南区や港区で、これには名古屋港の貯木場から流出した 20万トンに及ぶ木材が高潮に乗って住宅地を壊滅させたからだそうです。

 海岸堤防が破壊し、街が水没。復旧のためには、堤防を完全に作り直した上でポンプにより海水を排水しなければならなかったため、水没地域が完全になくなったのは被災から半年経った翌年3月下旬のこと。それまでは、不衛生な状況の中避難生活を余儀なくされました。

しかし、未曽有の災害にも関わらず、名古屋市民は一丸となって、不眠不休で復旧作業を行ったこと、驚異のスピードで復興したことも伝えられました。



参加者の方々は『そうだった、そうだった。』とつぶやきながら見る方、黙ってじっと映像を見入っている方、様々でしたが、どんなことを考えながら見られたんでしょうか。

伊勢湾台風を知らない私たちも、過去に実際に起こった大災害を知るよい機会になりました。

今年も台風で多くの被害が出ています。
これからの台風シーズン、備えをしっかりしつつ、ご近所で助け合える地域づくりをしていきたいですね。(幸)
今月のカレンダーです