2018年2月25日日曜日

八幡学区『サロン和(なごみ)』リニューアルオープン!


2月25日(日)、八幡学区 清凉園デイサービスセンターで
『サロン和(なごみ)』がリニューアルオープンしました!

『サロン和(なごみ)』は、一昨年7月、五女子に住む高齢の女性から
「自宅を地域の皆さんが集まる、サロン使ってほしい。」とお話をいただき、
始まりました。

その方の名前から一文字いただき、“和(なごみ)”と名づけられました。











このたび、ご近所にある清凉園デイサービスセンターさんの広い会場をお借りできることになり、八幡北エリア15町内の方々に広く声かけして、リニューアルオープンすることになりました。


初日の今日は参加者・ボランティア等含め、50名ほど参加されました。












三味線に合わせて歌を歌ったり、チューブ体操で体を動かしたり、
地域の皆さんが和やかに交流していました。



参加者の方が三味線と民謡をサロンで披露
懐かしい方と再会
みなさんでチューブ体操をしました。

八幡学区:神野区政協力委員長・鈴村民生会長のあいさつにもありましたが、

『サロンで集い交流し、顔の見えるおつき合いをすることで、声をかけ合い
・助け合える八幡学区に…』という趣旨でスタートしました。

また、サロン和(なごみ)は、参加者の皆さんが得意なことや好きなことを
持ち寄り、作っていくことを目指しています。

【次回】 日時:3月25日(日)13~15時  場所:清凉園デイサービスセンター
        ※今後は月1回 第4日曜日 を予定しています。

皆さん、是非お立ち寄りください。(幸)

2018年2月16日金曜日

「平成29年度地域包括ケアシンポジウム」を開催しました


2月16日、わがまちの地域包括ケアを考えるためのシンポジウムを開催しました。
今年度は「地域が主役の『生活支援』」をテーマに、日常生活のちょっとした困りごとの解決・支援を、どのように身近な地域の中で実践していくか、そのヒントを学ぶ機会として企画し、当日は250名を超える方にご参加いただきました。



第1部の講演では、金城学院大学人間科学部の朝倉美江教授から、近年の社会情勢や介護を取り巻く社会保障制度の実情、ゴミ屋敷など暮らしのなかで発生している複合的な生活課題について解説していただきました。また、他の都道府県で取り組まれている生活支援の先駆的な事例や、これから安心して暮らせる地域社会をみんなで創っていくためのポイントも紹介していただきました。



第2部のシンポジウムでは、中川区内で様々な活動や生活支援に取り組む4組5名の実践者が登壇し、取り組みを始めたきっかけや内容、仲間づくりの工夫、活動のモットーなどをご報告いただきました。


○サロンまねき会 田中さん
 「困っている方には、いつでも“笑顔”で接するよう心掛けています。やっぱり、

  こちらの気もちは相手に伝わるものだからね。」

○三日月住宅自治会 藤田さん

 「たまり場の取り組みは“継続性”が重要で、マンネリ化や飽きは大きな問題。
  参加者の興味をうまく引き出して、外部の支援も受けながら続けていきたい。」

○千音寺学区地域福祉推進協議会 西川さん・江村さん
 「隣近所での声の掛けあいを大切に、同じ住宅内という訪問しやすい利点を活か

  しています。お互いさまの気もちが、活動の“やる気”を高めてくれます。」

○くらしたすけあいの会 福谷さん
 「暮らしは十人十色だから、支援にあたっては“ニーズを評価しない”姿勢を

  大切にしています。有償だから選んだという方が、実は沢山います。」

最後に、朝倉教授から「本日の実践報告のように、お互いさまの助けあいが“当たり前”の世の中になり、地域を大きな家と見立てて、誰もが多様な人とのつながりの中で生きていく」ことが、これからの社会では必要になるとのまとめで閉会となりました。 

これからも、こうした機会を通じて、多くの方がお互いに支え・助けあえる地域づくりのきっかけ作りを進めていきたいと思います。ご参加・ご協力いただきました皆さま、ありがとうございました。(渡辺)

2018年2月15日木曜日


平成29年度なかがわ男塾!男性向け講座

第2弾「男の自活力」~おつまみづくりに挑戦~を開催しました


この事業は、第3次地域福祉活動計画のひとつで、「人が出会う機会づくり」として、
地域のつながりづくりを目的としています。

少しだけ、なかがわ男塾!(以下、男塾)のことを
紹介したいと思います。
地域に点在するサロンやサークルなど
趣味などを通じて集まる場に男性の姿がない。
興味があっても女性ばかりだからとなかなか参加できない。
そんな声をよく聞きます。
男性の集える場所を地域につなげていく活動として発足したのが男塾です。



 男塾の中でも、人気のある料理講座を今回も企画しました。
 普段、調理をする機会が少ない男性に簡単料理を!
 楽しみのきっかけづくりやビール片手に交流もしていただきました。
 


 ~本日のお品書き

                      1、ごはんでおはぎ
                      2、鶏胸肉のしょうが照り煮
                      3、豚薄切り肉の甘みそ巻
                      4、ブリ大根
  
~付け合せ~
ふかしイモ(サツマイモ)
金時豆
カレー
 
 今回の調理は、一風変わった方法でやってみました!!
 スーパーで見かける『ポリ袋』を使った簡単調理方法で、
 電気ポットやナベを使うだけで、あとは具材と調味料を入れるだけ!
 
 これだけなんです!
 
 洗い物少ない!汚れない!片づけ簡単♪♪冷凍保存も効きますよ☆
 
 
 
 今回、この調理方法で、男性参加者に挑戦していただきました!
普段、エプロンを着ける習慣のない男性も、実はとっても興味があるんですよ☆
男性同士、エプロン姿を見せあっている姿を見ると何だかホッコリします。

 
ポリ袋でパッキングに挑戦中
みんなでおはぎを丸め中!みなさん笑顔です☆
みなさんエプロン姿が様になっています!
  
 
  〇男性参加者からのご意見
  ・簡単にできる内容だった!
  ・ポリ袋の料理方法には驚いた。大変参考になった。
  ・今まで全然やったことがなかったけど、今後やってみたくなった!
  ・早い・美味しい・汚れない
  ・自分にもできた
                                        
 ☆参加者アンケート分析まとめ
  ・ 受講した理由として、「興味がある内容」「男性参加の講座」が割合を占めており、関心度の高い企画ほど、参加者数に影響している。
  ・男塾リピーターも多く、講座への期待や関心は年々増加傾向。
  ・今後のボランティア活動への参加意欲もお聞きしたところ、8割が参加の意思を持っている。
 
                     などなどご意見いただきました。ありがとうございました。


今後も、男性が気兼ねなく集える場づくりをするとともに、
中川区内のキラキラおやじを発掘していきたいと思います!
そして、男性の力を地域に発揮して、どんどん輝きを増してもらいたいです☆
 
 
(写真中央)
講師 
中川区介護保険事業所 
サービス提供責任者 尾下和子 氏
この日手伝っていただいたのは、
本会の地域福祉活動計画委員さんや
同じ男性向け講座をしている中川福祉会館の職員の方など、
みなさんの協力があったからこそ開催することが出来ました。
ありがとうございました。
 
     (次回開催)
       平成30年3月9日(金) 13:30~ 
       場所:在宅サービスセンター
         『男のしゃべり場』
          気軽におしゃべり、趣味など持ち寄って趣味自慢など
             
        みなさん是非、気軽に立ち寄ってくださいね~(平林)
 
 
 

2018年2月7日水曜日

なつかしの雛菓子~おこしもの・ひな飾り作り~

桃の節句を前に、みつば会(はつらつ長寿推進事業)のプログラムの一環として、
親子と一緒に、おこしものとひな飾り作りを楽しむ会を開催しました。

おこしものは、愛知県などで桃の節句に供えられる和菓子で、「おこしもん」、
「おしもち」などとも呼ばれます。
熱湯でこねた米粉を木型に入れて型を起こしたり、木型から押し出すことから、そう呼ばれているとも言われているそうです。

この日使う木型は、みつば会のみなさんや、会を共催した本会の地域福祉活動計画委員さんなど、たくさんの方が持ち寄ってくださいました。


鯛や扇、だるま、えびなど、おめでたい図柄が彫られています。
どれも各家庭で長い間、大切に使われてきたもの。
右の木型はなんと、江戸時代から伝わるものだとか!
思い思いの木型に、あらかじめ食紅で色をつけた生地を少しずつ入れ、
その上に白い生地を押し込んでいきます。
木型から出して、蒸すこと30分あまり。華やかなひな菓子が出来上がりました!

蒸し上がる時間を利用して、おひなさまの工作も行いました。
お母さんたちから、「20年ぶりの折り紙。新鮮でした!」
「子どもに教えられるようになりたい」など、うれしい感想をいただきました。

みなさんで「いただきます!」
アツアツを、砂糖醤油などをつけていただきました。
もちもちした触感で、素朴な味わい。
小さな子どもたちも、おいしそうにほおばっていました。

みつば会のみなさんに、いにしえ?のひな祭りをインタビューしてみると……
「昔はひな段がなくてねえ。箪笥の引出しを段々にあけてひな段にしたのよ~」
みつば会のみなさんと親子さんたちで、子どもさんのこと、古今の子育て事情などなど
話しながら、おこしものをいただきました。


参加してくださったみなさん、
協力してくださったみなさん、
ありがとうございました!
これからも地域の伝統や文化、
先達の知恵などを通して交流できる
機会を作っていきたいと思います。



《参加者の感想》
*普段ひな菓子は作ることがないし、名古屋地方の風習が体験できてよかったです。
*世代をこえて交流でき、一緒に楽しむことができました。
*小さい頃、祖母が作ってくれたのを思い出しました。とてもなつかしかったです。
*毎年和菓子屋さんで購入していますが、初めて作り方を体験しました。すごく楽しかったです。
(伊藤ゆ)