中高生を対象に「避難所」について知って・考えて・体験するための防災イベントのお楽しみ、【プログラム②:避難所クッキング】の様子をご紹介します。
本日のメニューは・・・
☆ビニール袋を使って「ご飯を炊いてみよう」
☆自由にアレンジ「みそたまを作ってみよう」
☆手軽で美味しい「ポテトサラダを作ってみよう」
まずは、炊飯から。通常より丈夫な素材でできたビニール袋にお米と水を入れて、鍋でグツグツ煮て作ります。その特徴は、少ない材料で炊き出し可能、保存期間が長く、食器や箸なども不要な点です。
準備する際のポイントは「水の量」と「空気の抜き方」。名古屋なかがわ災害ボランティアネットワークのスタッフさんから指導を受け、皆さん手際よく仕込みを進めていきます。
続いては、保存食として最近注目を浴びている「みそたま」。先日開催した『
なかがわ男塾』でも取り上げており、本日も一般社団法人みそ汁協会さんにご協力・ご指導をいただきます。
好きな素材を好きなだけ、デコレーション気分も楽しめます。
大鍋で作る炊き出し料理ではアレルギー等が心配な方も、条件や嗜好に合わせてアレンジした、温かいみそ汁をいただくことができます。日頃、家庭で料理のお手伝いをしない参加者でも『これならできそう。』と自信を持っていただいた様子です。
最後はお菓子(じゃがりこ)を使ったポテトサラダです。作り方はとっても簡単。
普段から見慣れたお菓子が美味しいサラダに変身。『簡単にできてすごい!』と参加者一同驚いてしまいました。
全てのプログラムを終了した後、お待ちかねの試食タイムです。約4時間、頭も体も一生懸命使ったからお腹はペコペコ。手軽に作れる「非常食」ですが、皆さん『思ったよりおいしい!』と味にも満足な様子。つい夢中になって食べていました。
締めくくりに、名古屋なかがわ災害ボランティアネットワークの
下田代表から皆さんにメッセージとエールをいただきました。
今回、初めて中高生を対象とした「防災」や「避難所」をテーマにしたイベントを開催しましたが、その中でもやっぱり『食』は重要なポイントだと再確認することができました。次の機会には、手軽でもっと楽しく、満足できるようなメニューを企画したいと思います。参加してくれた皆さん、本当にお疲れさまでした&これからの活躍も応援していきます!(渡辺)