2012年6月29日金曜日

福祉体験発表会@高杉中学校 パートⅣ

4月から先生と打ち合わせを始め、学校に何回も足を運ぶなど準備を重ね、
6月に福祉体験学習を何回も行った高杉中学校で、
授業で取り組んだ福祉学習についてのまとめを発表する会があるということで、
見学に行って来ました。

1年生5クラスを4グループに分け、「視覚障がい」「聴覚障がい」「高齢者」「車いす」の
それぞれの分野を勉強してきましたが、
各グループ40人くらいが、それぞれ役割を持って発表してくれました。


◎視覚障がいグループ◎
ガイドヘルプ体験、点字体験などを通じて、
視覚障がいの方へのガイドの仕方や
画用紙に大きく6つの点を書いて点字の仕組みについて発表してくれました。
また、校内に点字表示をつけてくれました。





◎車いすグループ◎
学校に避難してきた車いすの方が避難場所の体育館に行くまで、
色々な障害があるということを劇仕立てで発表してくれました。
色々な障害は、みんなが手伝うことによって解決できるということも
教えてくれました。



◎聴覚障がいグループ◎
みんなで覚えた「世界で1つだけの花」を1コーラス歌って
くれました。
ちょっと恥ずかしそうな子もいましたが、
無事、他のグループから拍手をもらっていました。


◎高齢者グループ◎
体験を通じて感じた、高齢者の身体的特徴や
認知症サポーター養成講座で学んだ認知症のことなど
画面に映して発表してくれました。




限られた時間の中、クラスを超えたみんなで協力して準備した発表。
すごくよく出来ていて、感動しました。
ここで何回も考えたことを、今後の日常につなげてもらえればと思います。


また、この授業を行うにあたり、
多くの講師・ボランティア・企業の皆さんにご協力いただきました。
数えたら、延べ30人以上の方に学校に足を運んでいただき、
限られた授業時間の中で、どうやって生徒さんに理解してもらおうか
伝え方を工夫するなど準備をしていただいたり。
中川区の生徒さんが少しでも、福祉のことを考えてくれれば、
と言うほど大きなことでなく、
自分以外の色々な人の存在を知って、色々なことを感じて欲しい
という気持ちだったと思います。
本当にありがとうございました。



(ゆき子)

楽しく「食」を学ぼう!

6月29日 金曜日、
みつば会(はつらつ長寿推進事業)の中島会場で、
“食育ボランティア「結い」”のみなさんによる
講座が開かれました。

「結い」のみなさんは、幼児から高齢者まで
幅広い世代を対象に、
食の大切さを伝える活動をしています。

みつば会では、地域のボランティアさんによる
講座などをプログラムに積極的に取り入れていて、
「結い」のみなさんによる食育講座は、
楽しく、ためになる人気のプログラムです。

さて、机に並んだもの、何かわかりますか?

「結い」のみなさんによる手作りのカルタです。

メンバーのお子さんが描いたという絵に
「かわいいね~」「うまいね~」と、みつば会のみなさんも感心することしきり。
それでは、久々の?カルタ大会スタート!


カルタのテーマは、季節行事に登場する伝統の食や、栄養満点の食材、
添加物など気をつけること、落花生やれんこんがどのように生えているか、などなど。

         次第に白熱!


カルタとりが白熱するにつれて、今と昔の食事情や、懐かしい食べ物・食べ方、郷土料理など、
みなさんの話も大いに盛り上がりました。

自分の食生活を見つめ直すとともに、食の重要性を伝える大切さについても
考えさせられた講座でした。                                (伊藤ゆ)

     魚偏の漢字クイズ

2012年6月28日木曜日

露橋学区推進協総会に出席しました

6月24日(日)に露橋学区地域福祉推進協議会の総会が開催され、出席させていただきました。
定例のふれあい給食会後に露橋コミセンで、民生・児童委員の方々と区政協力委員長・区政役員始め各種団体長の方々の出席によって開催されました。

今年度から新たに各団体長になられた方もみえるので、一同が顔を合わせ露橋学区の地域福祉推進のために「顔が見え、つながること」はとても有意義なことと思いました。 
どの団体も人手が不足していることや、一人暮らし高齢者や高齢者のみの世帯の増加で、民生委員活動がとても忙しいことが報告されました。
 自己紹介の後、私たち社協から「日頃からの支えあいで防災も地域福祉も」と題して、お話をさせていただきました。 皆さん熱心に耳を傾けていただき、露橋学区推進協の皆さんが一致団結されていることが、ひしひしと伝わってきました。 

総会後も、消防団の方々が講師として、AEDの使い方講習会を開催され、露橋学区にお住いの方々にとって、身近で心強い味方なんだと実感しました。 (聡)




2012年6月26日火曜日

避難訓練@富田第三保育園

名古屋では、いつ災害が起こってもおかしくない・・・と言われ続けていますが、
災害に備えるため、地域ではもちろん、
昼間子どもさん達を預かっている保育園でも
いざという時のため、毎月何らかの訓練を行っているそうです。

6月26日(火)午前、富田第三保育園で園児と保育士さんなど全員で
近くの富田公園に避難する訓練を行うと聞き、
保育園のある明正学区の地元の方達と一緒に見学に行って来ました。

この日の訓練の想定は、地震のため給食室で火事が起こったため、
保育園から出て公園に避難するというもの。

地震があったと放送が流れると
先生の指示で園児さんはみんな机の下に。
小さく丸まっています。
地震が収まった後、全員教室から園庭に集まり、
先生の指示で公園へ向かいます。






先生達の緊張感が伝わったのか、
泣く子もなく、先生の指示に従いスムーズに訓練は終了しました。

見学に来たのは、地元の消防団のメンバーの方達でしたが、
園庭からの出口が、乳母車で脱出するには大変なことや
多くの人数を連れて避難する保育園の現状に驚きながら、
「いざという時は、保育園の方も見に来るよ!」と
心強く言っていただきました。

保育園も地域の社会資源です。
地域住民の方とうまく連携していければいいなと思います。

(ゆき子)

一柳中学校へお邪魔しました


6月25日(月)に一柳中学校へ活動計画のお話をさせていただくために計画推進委員さんと一緒にお邪魔しました。

先日6月21日に行われた地域福祉活動計画『ネットワークづくり』の会議で、
「世代間交流」、「障がい者との交流」、「災害に強いまちづくり」の3つをテーマに、
計画推進委員さんと現在の進捗状況や今後の進め方などについて検討を行いましたが、
今回は計画を進めるため地域へお話をしに伺いました。

お話の場には、一柳中学校校長先生のほかに、安達推進委員、障害者支援施設「サポートセンターbeing小本」のセンター長 三好さんにも同席していただき、一柳中学校の生徒さんたちと、何かできないかと話し合いをしました。

左から 三好センター長、一柳中学校長、安達計画推進委員


なお、一柳中学校では、ブログでも紹介しましたが、福祉体験学習(6月11日)で障がいなどについて1年生の皆さんに学んでもらったところです。



このように中川区社協では、障がいについてだけでなく、地域福祉に関わる様々ことについて色々な角度から地域へご提案をさせてもらっています。

地域と関わりたいなど地域福祉にご興味がある地域のかた、施設などございましたら是非ご連絡ください。
一緒に中川区を誰もがより住みよい地域にしていきましょう。
                                                  (権田)



第24回中川区福祉ふれあい広場 第1回 実行委員会を実施しました!

  平成元年に始まり、今年で第24回を迎える「中川区福祉ふれあい広場」の第1回
実行委員会が、6月13日(水)10時~中川区在宅サービスセンターで開催されました!
 今年は新たに3つの団体をお迎えし、本会も含め全20団体(過去最高!)で、障がい者と
区民がお互いにふれあいや理解を深められるような、楽しいおまつりづくりを盛り上げて
いきます♪

各団体紹介の様子。2部屋使っての大会議です。



【第24回中川区福祉ふれあい広場実行委員会役員】
実行委員長 富田作業所 小川正子さん(中央)
副委員長 スリヤールワ スリランカ 服部和子さん(左)
副委員長 NPO法人なかよし 大竹和弘さん(右)

        
新規加入の「わーくす昭和橋」
(社会福祉法人みなと福祉会)
石川 修施設長

   

   

  
                新規加入の「戸田川グリーンヴィレッジ」
              (社会福祉法人 名古屋ライトハウス) 立花篤志係長

   
新規加入の「ココア」(障害者自立サポート株式会社)
        安井 彩サービス管理責任者


「中川区福祉ふれあい広場」は
10月21日(日)に中川区役所富田支所
   で開催します!

  今年も楽しく美味しい模擬店や福祉体験スタンプラリー、ゲストや仲間たちにによる
  ステージ、ふれあい名物の「ふれあい大合唱」そして恒例のビンゴ大会と、盛りだく
   さんのおまつりに向けて、全4回の実行委員会や各部会・大合唱の練習等で集まって、
     コツコツと楽しみながら準備を進めて行きます。
   
     ぜひ、今のうちからスケジュールにチェック!
   
     10月21日(日)は、隣近所もお誘いの上、富田支所に遊びにいらしてくださいね~♪ 
     
                                               (ともりん)


2012年6月25日月曜日

第2次地域福祉活動計画 ネットワークづくりグループ会議を開催しました

地域福祉活動計画は、社会福祉協議会が取り組む
地域福祉活動の指針となるもので、
現在進行中の第2次計画は、
平成21年度から25年度までの5か年で取り組んでいます。

今月6日に開催された
『福祉環境づくり』のグループ会議に続いて、
6月21日は、計画の大きな目標のひとつ
『ネットワークづくり』について、
「世代間交流」、「障がい者との交流」、「災害に強いまちづくり」の3つをテーマに、
計画推進委員さんと事務局とで、
現在の進捗状況や今後の進め方などについて検討を行いました。

特に「災害に強いまちづくり」について、みなさんの関心が高く、
地域で取り組まれている様々な防災活動の情報や、
地域の課題、取り組んでみたいことなどが、
委員さんたちから次々に出されました。


計画も4年目となり、大詰めを迎えます。
最終年に向けて、地域のみなさんと協力しながら取り組んでいきたいと思います。
                                           (伊藤ゆ)


2012年6月24日日曜日

若菜会

6月24日、日曜日の昼下がり。
喫茶エリーゼの一角。
高齢者がお弁当を食べながら、おしゃべりを楽しんでいます。






←長良町3丁目にある喫茶店
 (常磐学区)







この一角に座るのは、「若菜会」というフレッシュな名前の集まり。
この近くを担当する民生委員さんが始めた食事を介したサロンです。

毎月第4日曜日12:30から
お昼ご飯を食べながら、自由におしゃべりしたり
喫茶店のゲームをしたり、と自由に過ごしています。
終わる時間も決まっていなくて、
おしゃべりが弾み、15時頃までいることもあるとか。

「家で1人で食べ物を見ても食欲がわかないが、
こうやってみんなで話しながらだと、知らない間に食べられてしまう。」
という方もいました。




このサロンは、1人暮らし、高齢者のみ世帯などと対象を絞らず、
色々な方に参加してもらえるようにしているそうです。

7、8月はお休みで9月から再開します。
ご興味のある方は、社会福祉協議会までお問い合わせください。


(ゆき子)


2012年6月22日金曜日

点字体験@高杉中学校 パートⅢ

6月22日の午後、先週に引き続き3回目の高杉中学校訪問です。

避難所である高杉中学校に、災害時に視覚障がい者の方が来た時、
点字でどのように避難所の体育館まで案内するかということで、
「校門から校舎を通り体育館まで」
「体育館から1階のトイレまで」
の道順と、どのような表現をすると分かりやすいかを考えた案内を
この日は、貼付用のラベルに点字を打ちました。



←点字の仕組みを
 教えてもらいました。






練習で使った点字用紙と比べると固くツルツルしていて滑りやすく、
点字板に挟むのに一苦労しながら、
点訳ボランティアさんが作ってくれた点字原稿を見て
慎重に打ち込みます。

できあがりを視覚障がいの講師大矢さんに読んでもらい・・・
「全部きちんと出来ているよ!」
「ここ1個所間違えてる。」
などと言われながら、何とか完成。
来週校内に貼っていくそうです。



 今回の体験が、いつもとは違う視点で学校の役割を考え る機会に
なると良いなと思います。

来週、それぞれのグループで学んだことを発表し合うそうです。


(ゆき子)

2012年6月20日水曜日

車いす体験@戸田小学校

台風の翌日、6月20日の午前、
戸田小学校5年生を対象に、車いす体験の授業を行いました。

天気が良ければ、校舎の周りや運動場で車いすに乗る予定でしたが、
あいにく前日の台風で運動場のコンディションが悪かったため、
体育館での体験になりました。


車いすの基本操作説明を聞いた後、
3人1組で順番に車いすに乗ります。
マットで作ったデコボコ道や急ごしらえの坂道をハンドリムで前進・・・。
困った時は介助してくれるグループの子にお願いして助けてもらいました。
最後、車いすでバスケットボールをゴールに入れてみたり、ボール拾いに
車いすを動かしたり・・・。そんなことも体験しました。












また、戸田学区の高齢者の方も(みつば会地区会館会場)、
お手伝いに駆けつけてくれました。




 最後は、講師の三厨さんからのお話。
児童の皆さんの素朴な質問にもたくさん答えてくれました。

また、
「家では親が君たちを守ってくれる。親のことを守るのは誰だ?君たちだよ。」
「誕生日は、親に感謝する日だよ。」
など、印象的なお話がありました。

今回のこの体験を、日々生活する中で、ふと思い出してもらえると良いなと思います。


 (ゆき子)


2012年6月19日火曜日

手話体験@豊治小学校

6月19日午前、豊治小学校3年生を対象に、
手話体験の授業を行いました。
台風4号が近付き、雨と風が段々勢いを増していく中、
体育館で100人弱が集合。

「耳が聞こえない」というのは見た目では分からない障がいだということ、
挨拶など簡単な手話、
手話、聞こえないこと等に関する○×クイズ、
たくさんもらった質問に対する答えなど
3年生の児童の皆さんに少しでも分かってもらえるよう
手話サークルの皆さんが、工夫して楽しい授業を行ってくれました。



挨拶に関する手話            後半は、クラス毎に分かれての授業。
みんな、覚えたかな? 



手話が分からなくても
目を見て大きな口で話すと
伝わるよ!






あいにく、警報が出るということで、授業は短縮されてしまいましたが、
盛りだくさんだったこの授業。
今後、色々なことを考えるきっかけになれば良いなぁと思います。


(ゆき子)

長須賀学区ふれあい給食会(川前会館編)に行ってきました

平成24年6月19日、台風4号が近づき、開催が危ぶまれましたが、

長須賀学区の川前会館にて、ふれあい給食会が開催され、参加してきました。


前回(5月15日)に引き続き、今年度2回目ですが、

場所を、庄内川をはさんで西側の中伏屋荘集会所から東側の

川前会館に移り開催されました。

(もちろん参加される高齢者の方も、前の会場と変わっています。)

給食会自体は、雨も降っていたため、参加予定の方が集まった11時15分から始まりました。
各テーブルには季節の花が飾ってありました。

まずはじめに、前回の給食会同様、開会の挨拶を地域の役員さんや、この事業を

中心的に進める民生委員さんなどが行いました。
  
挨拶が終わるとお弁当とお味噌汁が配膳され会食が始まりました。
当日の給食(お味噌汁は手作りです。)
会食後、地域の方が音頭をとって、参加されている高齢者の方の生い立ち等を

自己紹介する機会があり、会場が大いに盛り上がりました。

(その間に、食後のコーヒーありました。)
そして、最後に地元の業者さんから寄付された賞品でビンゴゲームが始まり、

これも大いに盛り上がりました。
最後はビンゴゲームで盛り上がりました。

会場に集まった高齢者の方も、最初は緊張している様子がありましたが、

徐々に緊張もほぐれ、隣近所で会話する姿も見られました。

まさに、文字通り"ふれあい給食会"になったのではないかと思います。




今後も、ここ長須賀学区では、前回の中伏屋荘と今回の川前会館の

2ヶ所で、定期的に開催するとのことですので、ますます”ふれあいの輪”が

広がっていくことが期待されます。



(伯耆富士)


2012年6月15日金曜日

常磐学区民児協定例会に出席しました

中川区には24もの小学校区がありますが、
本日は、常磐学区の民生委員さん、児童委員さんが集まる会議に出席しました。

この会議では、
会長さんが区役所などから依頼・情報提供があったことなどを伝達したり、
学区で取り組んでいるふれあい給食会の参加取りまとめを行ったり、
赤ちゃん訪問の日程調整をしたり、
研修会に出席された方が、他の方に情報提供をしたり。
様々な話し合いや情報交換が行われています。

今回は、
以前この会議にお邪魔した時に、
本会が策定した「第二次地域福祉活動計画」について説明する時間をいただき
色々な地域活動などをご紹介したのを参考に
ご自分の担当地域辺りでも何か取り組んでみようと、
高齢者を対象にした集まり「わかな会」というサロンを、
試行錯誤しながら行っている
という情報を聞きました。

地域で色々な福祉ニーズをキャッチする民生委員さんならではの活動を知ることができ、
この会議に参加させてもらい本当に良かったなと思いました。

本会では、このような活動を応援していきたいと思っています。
そのためにも、地域のニーズを知ることができるよう、
このような会議にも出席させていただければと思います。

(ゆき子)

ガイドヘルプ体験@篠原小学校

6月15日午前、篠原小学校でガイドヘルプ体験の授業を行いました。

この小学校では、毎年6年生に「見えないこと」について考えてもらうよう
このプログラムを企画されていて、
社会福祉協議会のお手伝いももう何年にもなります。

視覚障がいの講師、大矢さんが日常生活で困ることなどお話をした後、
児童の皆さんからたくさんの質問があり、それに答えていただきました。

その後、アイマスクをした人と手引きをする人と2人1組になり
作られたコースを歩くガイドヘルプ体験や
食事体験(お箸を使う、やかんから水をコップに注ぐ)、
硬貨識別体験などを行いました。




友達のガイドで段差をおそるおそる上がってみる
1人で歩くより安心

アイマスクをして硬貨を識別中

普段触っている硬貨でも
見えない状態で触ると
区別が付きにくいようです。




この体験をきっかけに、
街を歩く時に、点字ブロックや音響信号機のあること、
「こういうものがあるともっと便利になるかも?」など、
日常でも考えてもらえると良いかなと思います。

(ゆき子)

2012年6月14日木曜日

福祉体験学習@高杉中 パートⅡ

6月8日に引き続き、6月14日木曜日の午後、
高杉中学校に行って来ました。

前回は、「高齢者疑似体験」「アイマスク体験」「車いす体験」「手話体験」など
4グループに分かれ、それぞれの疑似体験をしましたが、
今回は、もう一歩学習を深めるため、
高齢者グループ、車いすグループに対して授業を行いました。

車いすグループは、
前回体験した以外にも、
色々な身体状況の方・介護者の方が、色々な用途に合わせ使うため、
色々な種類の車いすがあるということを知ってもらうため、
車いすレンタル・販売に携わる業者さんに、
持って来ていただいた車いすの説明や
実際生徒さんに乗ってもらうという授業を行いました。


 
パナソニックエイジフリー介護チェーン
あま津島の後藤さんと
日建リース工業株式会社の生駒さんに
ご協力いただきました。

  

 
 

電動車いすやリクライニング車いす、身体状況に合わせて大きさを調整できる
モジュール型、シャワー用など、様々な車いすを見せていただきました。
また、車いすテニスの時に使う車いすにも乗りました。
スポーツ用にかなり動きやすく特徴的な形です。



坂道を上がる電動車いすのパワーに驚きました。
これなら、乗られる方が自分で操作できます。
また、力の弱い介護者の方にもありがたいです。

高齢者グループでは、
「認知症サポーター養成講座」が行われました。
東部いきいき支援センターの方が
寸劇やパワーポイントを使って説明、
また生徒さんにグループで考えてもらうワークなどを行いました。



最後には、受講した生徒の皆さんに
オレンジリングなどを渡していました。
これで皆さん、認知症を理解し、認知症の方や家族の方を温かい目で見守る「応援者」に
なりました。
ぜひ家族の方などにも今日学んだことを伝えてもらえればと思います。


(ゆき子)


2012年6月13日水曜日

高齢者疑似体験@西中島小学校

西中島小学校4年生の福祉学習の中で、
インスタントでお年寄りの体験をする「高齢者疑似体験」を行いました。

西中島小学校では、地域の高齢者の方を学校に招き
一緒に食事をする会食会を毎年行っていて、
高学年になる4年生から、その会の企画をするそうです。
その事前学習としてこの体験を行いました。

当日は、地域の元気な高齢者「みつば会」の4人が
児童の皆さんが高齢者疑似体験セットを装着するお手伝いをしてくれました。





体験後、児童の皆さんからは、
「身体が重かった!」「肘が曲げにくくて、鼻をかくのも苦労した。」
「いつもと比べて、歩きにくかった」など
色々な感想を出してくれました。

このように身体機能は誰しも加齢により衰えるので、
それについて思いを馳せてもらうと良いですが、
高齢になっても、毎日グランドゴルフをしているよという
元気なボランティアさん(高齢者)もいるのも事実。
時間を自分の楽しみに使いながら、過ごしている方も多いです。
また、施設に入所していて身体も動きにくい高齢者の方も、
前向きに生きているという姿に励まされるというコメントを
インストラクターの方からいただきました。

このような体験が、児童の皆さんにとって日常につながると良いなと思います。


(ゆき子)