2012年9月28日金曜日

手話体験@八幡小学校①

先日に続き、小学校での福祉体験学習を実施しました。
今回は、手話体験です。

八幡小学校4年生100人弱と
ボランティアで来ていただいた手話サークルのメンバー、
聞こえない方と手話通訳の併せて6人が
手話やそれ以外の方法でコミュニケーションを図るなど
交流しながら手話の勉強をしました。

ボランティアさんが、小学生に伝わりやすいようにと
色々工夫してくれたおかげで、楽しい授業になったのではないかなと思います。




手話に関する○×クイズ。
正解した子どもたちは大喜び!
全問正解者もいました!

ちなみに、拍手は手話では、
少し上に挙げた手を広げてひらひらと
動かします。




↑ 笑顔で説明してくれています            ↑ 聞こえない人とコミュニケーション


  
← 簡単な手話を学習中
   「ありがとう」の練習かな?







八幡小学校には、この後11月の作品展、1月に授業、
2月に1/2成人式など、何度かお邪魔して、
手話を通じた交流を進めて行く予定です。


(ゆき子)

2012年9月26日水曜日

高齢者疑似体験@西前田小学校

2学期の福祉体験が始まりました。
小中学校から、児童生徒さんに「福祉」について考えてもらう機会を作りたい、
自分の周りには、色々な人がいるということに思いを馳せてもらうため、
実際に体験をさせてあげたいという
先生達と打ち合わせをし、
授業の計画を立てています。

今回は、西前田小学校の5年生と一緒に
70年後くらいにタイムスリップ。
みんなに、おじいさん、おばあさんになってもらいました。
  


足先から目耳まで全身にセットを身に付けると
一気に体が重くなり、見えにくく聞こえにくくなります。
そして、体験コースに出発。


  

  ↑ 先生に見本になってもらいました。            かがんでカードを拾います。身体が重い!つかみにくい!↓

 いつもは楽々できる文字を書くことや、
落としたカードを拾うこと、
寝転んだ状態から起き上がること、
ボールを投げること、
階段を登ったり降りたりすること、
体育館の外に出て、景色を見ること・・・。
汗をかきながら、体験してくれました。

体験終了後、児童の皆さんからは、
体が重く動きにくかった、
見えにくかった
など、体の動きにくさを感じてくれたようです。
5年生のみんなから見ると、自分のおじいさんやおばあさんより
もっと上なのかも知れませんが、
こんな思いで街を歩いている方もいるよって
思い出してくれると良いなと思います。


今回、はつらつ長寿推進事業(みつば会)の
地元会場の参加者さんに
ボランティアとして協力してもらいました。
元気なおばあちゃん!の姿も見てもらえたかなと思います。



(ゆき子)

2012年9月24日月曜日

中川区福祉ふれあい広場 ゲスト紹介②

前回ご紹介した、1021()に開催される 『第24回中川区福祉ふれあい広場』


今回はステージ出演のゲスト紹介第2弾。

 
この間、お邪魔させていただいた日本福祉大学のサークル『夢人党』さんに続き、ふれあい広場のステージをを大いに盛り上げていただく方は『与那覇本流(かりゆし太鼓)』さんです。

『与那覇本流(かりゆし太鼓)』さんには沖縄の伝統芸能である「エイサー」を披露していただく予定です。
エイサーとは、お盆の時期に歌と囃子に合わせて、踊り、歌いあげる沖縄ならではの伝統芸能です。


 
今回は、少しでもエイサーの感じが伝わればと、『与那覇本流(かりゆし太鼓)』さんのもとへ伺い、三線や太鼓の演奏や観客を交えての踊りに参加させていただいた様子をお伝えします。

     
三線と太鼓の響きが広がります。
 
 

 
三線のメロディーと太鼓の響き、そこに歌声が重なれば、もう気分は沖縄。
心がわくわくしてきます。

ステージには次々に人が集まり、
みんなで踊りました。
皆さん踊りは初めての方ばかりでしたが、
それぞれリズムに合わせ、

手を振り、

足を踏み、

声を出して、

思い思いに楽しく踊っていました。


ひとたび踊ればみんな仲良し。
そんな魅力あふれる沖縄エイサーをまだ知らないという方は是非、『ふれあい広場』に参加していただき、勇壮な踊りと体に響く太鼓を体験してください。 
お待ちしております。                                                    (権田)

2012年9月21日金曜日

中川区福祉ふれあい広場 ゲスト紹介①

来月、10月21日(日)に 『第24回中川区福祉ふれあい広場』 が開催されます。


このイベントは社協が中川区内の障がい者施設・ボランティア等各団体とともに毎年実施しているものです。『ふれあい広場』では、模擬店、バザー、ステージ、スタンプラリー、ビンゴ大会など内容盛りだくさん、その中でのふれ合いを通して、障がいへの理解促進を図るため開催するものです。

ふれあい広場でのステージでは毎回ゲストをお呼びして出演していただき、会場を盛り上げてもらいますが、今年は2組のゲストをお呼びしています。



今回はそのうちの1つ、日本福祉大学のサークル『夢人党』さんにお会いするため、9月20日(木)に日本福祉大学美浜キャンパスに行ってきました。

  
『夢人党』さんは 【よさこい鳴子踊り】 のサークルで数々のイベントに参加しています。皆さんもご存じの日本ど真ん中祭り(どまつり)にも参加しており、今年は優秀賞を受賞。そのような実績をお持ちの皆さんの練習を見学させてもらいました。


手の先、足の先まで気持ちを込めて

皆で声をかけながら振付を練習


 皆さん、演舞の振り付けを細かくチェック。暑い中での屋外の練習ですが、皆さん笑顔を絶やさず元気いっぱい。



曲を流して本番さながらの練習





ダイナミックな動きと迫力ある掛け声、見ていて圧倒されました。



激しい動きと元気な掛け声





そして何より印象的なのは踊っている皆の笑顔。体全体を使っての動きはとても大変そうですが、とてもいい笑顔でした。
 







皆さんの踊りをみて、10月の本番がとても楽しみになりました。
『夢人党』の皆さん、お邪魔させていただきありがとうございました。

そして、ふれあい広場当日は最高の笑顔でよろしくお願いいたします。
                                           (権田)

2012年9月14日金曜日

はつらつ交流会を開催しました!

みつば会(はつらつ長寿推進事業)の全16会場が一堂に集う
「はつらつ交流会」を、8月31日(金)に中川文化小劇場で開催しました。

全会場が参加する催しは、
昨年度の「はつらつレクリエーション交流会」に続いて2度目ですが、
今年度は、各会場が歌や踊りを舞台で発表します。

当日は、みつば会の参加者をはじめ、家族や友人、
ちらしを見てみつば会に興味を持った方など、あわせて約350名が集まりました。







 おそろいの手作りうちわで
「ハイ、チーズ!」

三つ編みにセーラー服! 高校生も参加?!
どの会場も、本番まで一生懸命練習してきました。
みつば会がお休みの日に、自主的に集まって練習した会場もあるそうです。
それでは、16会場の発表の様子をご紹介しましょう!
 
 
                     <春田公民館会場>              <富田北地域センター会場>
               緊張のトップバッター!おどりもかわいらしく・・・     おそろいの「りんごうちわ」で

        
                     <JA下之一色会場>           <赤星コミュニティセンター会場>
                     のびのびと歌声を披露              なごやばやしに挑戦!
 
  
        <富永神明集会所会場>          <愛知コミュニティセンター会場>
          おそろいの法被と手作りマラカスで    いろんな国の衣装を着て。長寿のお祝いも・・・


発表内容は、会場ごとにみなさんで意見を出し合い、
衣装(変装?)や小道具も、家から持ち寄ったり、手作りしたりと工夫を凝らしました。

   
       <東起町公民館会場>          <昭和橋コミュニティセンター会場>
    大正琴の伴奏にあわせて。楽譜も手作りしました      華やかなフラの衣装で優雅に・・・

   
     <荒子コミュニティセンター会場>     <篠原コミュニティセンター会場>
   お馴染みの「炭坑節」で会場を巻き込んで・・・    「篠原みつば会のうた」を合唱。ミニスカート?!

   
     <富田地区会館会場>          <八幡コミュニティセンター会場>
   音楽にあわせたリズム体操。動きが軽やか!       映画の場面をイメージして。
                                    三つ編みにセーラー服が似合ってます!


お馴染みの歌や踊りに、会場のみなさんも一緒に歌ったり手拍子したり。
アイデアいっぱいの仮装も会場を沸かせました。 

  
<露橋コミュニティセンター会場>      <中島公民館会場>
     息をあわせて「郡上おどり」         のびやかな歌声を会場に響かせます   


  
   <助光荘集会所会場>         <広見コミュニティセンター会場>
カラフルなTシャツで動きもポップに!      優しく心に届く手話ソング。
                             息ぴったりなのは練習の賜物です

  

最後に全員で「ふるさと」を大合唱。
ホールいっぱいに響く歌声がすばらしかったです。

後日・・・・・・。
参加者さんから、
「初めて舞台というものに上がりました。」
「仮装は恥ずかしかったけど、とっても楽しかったです。」(すてきでしたよ!)
「他の会場の人達との出会いもあり、多くの人の応援も力になりました。」
といった感想が寄せられました。

みなさん、本当にお疲れさまでした。 素敵な会をありがとうございました!
                                  (伊藤ゆ)


  

2012年9月13日木曜日

共同募金委員会から~理事会と作品コンクール審査会



9月5日に、区政協力委員長さんや
民生会長さん、小中学校の先生など
中川区内の方々を理事に迎え、
平成24年度の中川区共同募金委員会の
理事会を行いました。
50名近くの方にご出席いただき、
新しい会長・副会長、監事など
役員の選任に始まり、
昨年度の事業報告や決算報告、
今年度10月から始まる募金運動に
ついての取り組みや予算などについて
ご承認いただきました。


区民の皆さんからいただいた募金は、
約3割は県内の社会福祉施設などへの
支援に使われ、
残り7割近くは中川区に戻ってきます。
この募金で、中川区社協の福祉事業に
取り組むことが出来ますし、
地域で活動しているボランティア団体や
サロンなどを支援させていただいています。

今年も是非ご協力をお願いいたします。

募金箱など置いていただけるイベントやお店も募集します


また、夏休みに中高生の方へ宿題として取り組んでいただいた学校さんが多いと思いますが、
赤い羽根の啓発事業の一環として「赤い羽根協賛作品コンクール」が実施され、
多くの児童・生徒の皆さんにポスター、書道作品をご提出いただきました。

そのご提出いただいたポスター作品について、
9月12日に、中川区で優秀作品10点を選んでいただく審査会を行いました。
区内27校の児童・生徒さんから345点の作品を学校にご提出いただき、
その中から選ばれた166点を対象に、審査員の先生に選んでいただきました。

皆さん、個性があって力作が多く、
素人の私たちにはなかなか優劣つけがたい
作品たちでしたが、何とか10点を選んでいただきました。
明日には、331点の書道作品の優秀作品10点も
選ばれてきます。

これら優秀作品20点は、愛知県共同募金会に推薦し、
もし県内の優秀作品に選ばれると、
10月に愛知県庁地下通路やNHK芸術センターなどに掲示されます。
また、中川区内では、10月21日に富田支所で行う「福祉ふれあい広場」での展示と
在宅サービスセンターでの展示を計画中です。
また決まり次第お知らせいたします。

作品を提出してくれた皆さん、
多くの作品から優秀作品を選び出していただいた審査員の先生方、
本当にありがとうございました。

(ゆき子)

2012年9月10日月曜日

たかばた保育園とのふれあい会に参加してきました


たかばた保育園とのふれあい会に参加してきました。
 

秋らしい素敵な看板で、おでむかえ
 平成24年度9月4日(火)に、たかばた保育園で
ふれあいの会が開催されました。



地域の保育園が、地域にお住まいの高齢者の方々を
お招きし世代間交流を図ることを目的とした行事です。


地域にお住まいの多くの高齢者の方々が参加され、会場はとても賑やかでした。多くの方が参加されていたので、他の方と交流を図る場にもなったのではないでしょうか。


踊りからはじまり、楽器演奏、歌、和太鼓による演奏、舞踏劇など、様々なメニューが企画されていました。ふだんからとてもよく練習してきた様子がうかがえました。


★園児のみなさんの元気な歌声や、和太鼓演奏は、来られた皆様に
               元気を与えハンドベルの素敵な音色は癒しを与えてくれました。★
 




プログラムには、歌詞も記載されており、園児さんや、地域の参加者の皆さんも一緒になり、歌を歌い交流を深める事ができました。みなさんとても、にこやかに会に参加されていました。
お互いが交流を深める場が減っている現在、このような場は地域の方、園児さんにとって共によい機会になった思います。                                               
                                                  (くまこ)
           
 
     

2012年9月5日水曜日

総合防災訓練で災害ボランティアセンター開設訓練をしました!

  
  平成24年9月2日(日)午前、正色小学校で中川区総合防災訓練が開催されました。

    社会福祉協議会職員が教室内で「小学校1・2年生へ福祉と防災のお話」
  (本会ブログ「総合防災訓練で小学1・2年生にお話ししてきました」24.9.4参考)
  をしている時間、

   グラウンド内のテントでは、なかがわ災害ボランティアネットワーク
 よる 「災害ボランティアセンター開設訓練」を実施し、
 中川商業高校 の生徒さん10名が、災害ボランティアになって協力してくださいました。                                                      
 「災害ボランティアセンター」とは、実際に災害が起きた
時に、全国各地からの 「災害ボランティア」を受入れ、
被災地域でのニーズ(ボランティアにお願いしたいこと:住宅内の泥出しや家具の運び出し等)に対し、人員を割り振って、活動場所へ備品等とともに送り出すなど、被災地でのニーズの需給調整などを管理・運営する拠点です。


  

  今回はその「災害ボランティアセンター」の開設訓練と
 いうことで、ボランティアの受付・事前説明~訪問宅へ
 の派遣~終了報告という一連の流れを、中川商業高校
 の生徒さんとともに訓練しながら、再確認しました。



   
                                                                                            訓練の後は、「ワークショップ」として 「避難所に150名の人が避難している時に、支給されたお弁当が100名分だった時にはどうするか」

   というテーマについて、3グループに 分かれて考えました。

  

 ・子どもやお年寄りを優先にする。
ワークショップで出されたアイデア!
 
 ・おにぎりにして、分けやすくなる。
 
 ・弁当のフタを容器にして、半分に分けるなど


 
  中川商業高生の豊かな発想で、
 
  様々なアイデアが出ましたよ!
  
  このワークショップには答えはなく、みんなで   
 柔軟な発想を持って、考えを出し合い、アイデアを分かち合うことが目的です。
  
  災害時に限らず、生徒さんから出された言葉でもある

      「相互扶助の精神!!」

  で共に助け合う地域づくりを目指していきましょう!!
         
       参加してくださった中川商業高校の皆さん、なかがわ災害ボランティア

 ネットワークの皆さん、残暑の中、どうもありがとうございました。 
                                            
                                             (ともりん)
  ○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○  
  ◎イベントのお知らせ
   
   「第3回 みんなあつまれ 防災ひろば」
  
   平成24年11月23日(金・祝)10時~12時 名古屋市立工業高等学校
                              (あおなみ線「中島駅」下車 徒歩5分)

   「なかがわ災害ボランティアネットワーク」と本会の共催で、防災イベントを実施します!

    市工業高校と昭和橋学区の協力を得て、炊き出し訓練(豚丼)、はしご車の乗車体験、
   スタンプラリー(修了者に粗品進呈)等、防災について楽しみながら学べる企画を検討し
   ています。 

    ぜひ、みなさまご近所をお誘い合わせの上、お越しください~♪
 
    詳しいご案内は、後日このブログで差し上げます。 

2012年9月4日火曜日

総合防災訓練で小学1・2年生にお話ししてきました

 平成24年9月2日(日)午前、正色小学校で中川区総合防災訓練が開催されました。
 私たち社協は「災害ボランティアセンター模擬訓練」と「小学1・2年生へ福祉と防災のお話」の2つを担当しました。

 私は小学1・2年生に福祉と防災についてお話させていただきました。全員で40数名の児童は、夏休み明けの初日で、蒸し暑いにもかかわらず元気いっぱいで、圧倒されそうでした。

 岩手県大槌町に派遣された話や、もし大災害が起きたら小学校にいろいろな人が避難してくる話をし、「もし学校(避難所)に目の見えない人・耳の聞こえない人・車いすの人が避難して来たらみんなはどうしますか?」と質問しました。


 たくさん手が挙がり「目の見えない人は声をかけして教えてあげる」「耳の聞こえない人は手を引いてあげる」「車いすを押すのを手伝う」など“考えるきっかけ”になったと思います。




最後に「わたしと小鳥とすずと」を引用し、人は一人ひとりかけがえのない存在だということをお話しさせていただきました。子どもたちから元気をもらえ、うれしい一日でした。 (聡)