2012年9月26日水曜日

高齢者疑似体験@西前田小学校

2学期の福祉体験が始まりました。
小中学校から、児童生徒さんに「福祉」について考えてもらう機会を作りたい、
自分の周りには、色々な人がいるということに思いを馳せてもらうため、
実際に体験をさせてあげたいという
先生達と打ち合わせをし、
授業の計画を立てています。

今回は、西前田小学校の5年生と一緒に
70年後くらいにタイムスリップ。
みんなに、おじいさん、おばあさんになってもらいました。
  


足先から目耳まで全身にセットを身に付けると
一気に体が重くなり、見えにくく聞こえにくくなります。
そして、体験コースに出発。


  

  ↑ 先生に見本になってもらいました。            かがんでカードを拾います。身体が重い!つかみにくい!↓

 いつもは楽々できる文字を書くことや、
落としたカードを拾うこと、
寝転んだ状態から起き上がること、
ボールを投げること、
階段を登ったり降りたりすること、
体育館の外に出て、景色を見ること・・・。
汗をかきながら、体験してくれました。

体験終了後、児童の皆さんからは、
体が重く動きにくかった、
見えにくかった
など、体の動きにくさを感じてくれたようです。
5年生のみんなから見ると、自分のおじいさんやおばあさんより
もっと上なのかも知れませんが、
こんな思いで街を歩いている方もいるよって
思い出してくれると良いなと思います。


今回、はつらつ長寿推進事業(みつば会)の
地元会場の参加者さんに
ボランティアとして協力してもらいました。
元気なおばあちゃん!の姿も見てもらえたかなと思います。



(ゆき子)