2015年3月27日金曜日

相談窓口からふれあい給食会@常磐コミセン

毎週曜日と曜日の午前中は、
常磐コミセン 談話室で
「地域支えあい事業」の相談窓口を
オープンしていますが、
この日は、ひとり暮らし高齢者を対象にした
ふれあい給食会が行われる日だったので、
窓口終了後に、お邪魔してきました。


この日は、良い天気のお出かけ日和。
多くの方が集まり、給食会は
和やかに始まりました。


社協からは、
「常磐 ささえあいだより」を作りました~という
報告をさせていただきました。

地域支えあい事業の半年経過したご報告ですが、
多くの方に支えられて取り組んできた事業だなぁと
あらためて思いました。
学区の皆さまには感謝♪です。

そして、食後には昨年度に引き続いて
読み聞かせなどを行っているボランティアグループ「ニャーゴ」の
登場です!
このグループは、
常磐コミセンで毎月第2水曜日に行われている
子育てサロン「赤ちゃん広場」で
毎回子ども向けの読み聞かせを行っていますが、
今回は、昨年に引き続いての高齢者向けの
朗読会です。




「火の鳥」「きつねのでんわボックス」「屁っびり嫁コ」などの絵本の朗読では、
ボランティアさんの感情豊かな朗読で、
ホロリとしたり、大笑いしたり。
皆さん、お話の世界に引き込まれていました。

また、100歳の詩人として有名な柴田トヨさんの詩も
「貯金」など何編か朗読。
言葉には、人を優しい気持ちにされる力が
あるんだなと改めて思いました。

「川の流れのように」を参加者も含め全員で歌いました

今年度の給食会もこれで終了。
いつも準備や当日準備、片付け、アトラクションの調整など
民生委員さんなどが行っています。
今年度も1年間お疲れさまでした!!


(ゆき子)


2015年3月13日金曜日

みつば会お出かけ企画 ~JICAへ行こう!~

3月10日(火)、13日(金)の両日
それぞれ、みつば会の春田会場、赤星会場と
露橋、助光会場合同で、
あおなみ線ささしまライヴ駅の近くにある
JICA中部にお出かけしました。

JICAは、開発途上国に資金や技術を支援する
政府の途上国援助(ODA)を担う機関で、
青年海外協力隊の活動なども行っています。
JICA中部では、途上国からの人々を受け入れて
研修を行ったり、途上国で技術を伝えるボランティアの募集
などを行っているそうで、この日もメキシコからの研修生が
来ていて、さっそく「オラ!」というスペイン語の挨拶を
教えてもらいました。

世界約190か国のうち、途上国の人口が約8割を占めているそう。
そこには、水や食料、医療、教育など様々な課題があり、
日本は今、そういった国に様々な支援をしていますが、
かつては戦後、そして東日本大震災などの災害時には、多大な国際協力を受けました。
新幹線や愛知用水も、そんな国際協力のたまものなのだそうです。

また、青年海外協力隊として海外で活動した方から話を聞きました。
 
ブラジルの日系人社会で支援をされた方のお話。
戦前、戦後には日本から大勢の日本人がブラジルに移住し、農地の開拓などに
従事したそうです。現在は2世、3世と世代が移り、
忘れられていく日本語や日本の文化を継承していく取り組みなどが行われているそう。

また、カメルーンの学校で活動された方の体験談では、
校舎の不足、先生の不足、教材の不足・・・など、何もかも不足する中で
工夫して行う授業に、みつば会のみなさんから「すごい!」「昔を思い出す」などの声が。
どのような支援も、技術を伝えたり人材を育てたりと、
その地域の人が自分たちでできるように、自立できるように、
というのがJICAの理念だそうです。
その地域の人たちが、課題を見つけて解決できるようなまちづくりを支援する・・・
なんだか社協の活動も一緒だな~なんて思いました。

1階・2階の『なごや地球ひろば』には、人口や食料など、
世界が抱える問題やJICAの取り組みを紹介する展示のほか、
民族衣装の試着コーナーや途上国の食事を味わえるカフェなどもありました。

展示物などを使って、世界が抱える問題をわかりやすく説明してくれます。
日本も例外ではありません。
食料の輸入がストップした場合、日本の食卓に並ぶのは? 「米とイモだけだわ!」


安全な水の確保は、途上国にとって最大の課題のひとつ。
自転車をこいで水をろ過する装置。東日本大震災の際は、被災地でも使われたそうです。



途上国の料理などを楽しめるカフェ
世界のいろんな国の話を聞き、小旅行気分を味わいながら、
「戦後は日本もそうだったね」 「食べ物を大事にしないと」
「日本は恵まれているね」など、
自分の国や生活を改めて見直すきっかけにもなったよう。

また、「孫を連れてきたいねえ」「子ども会で来るといい」
などの声も上がっていました。

まだまだ肌寒い初春の一日。
世界の国に思いを馳せたお出かけ企画になりました。
                          (伊藤ゆ)



2015年3月11日水曜日

みつば会お出かけ企画 ~回想法を体験!~

3月11日(水)、みつば会昭和橋会場で、
お出かけ企画として、
中川区水里にある老人保健施設みず里におじゃましました。

入口を入ると、脱穀機や乳母車、昔のおもちゃなどが
展示されていて、参加者さんたちは興味深々です。
       ⇒昔のパチンコ「懐かしい! ちょっと遊ばせて~」

まずは施設内を見学させていただきました。
廊下には、ご利用者さんたちの作品もたくさん展示されていました。大作も!

施設内には、回想法を行うスペース「みず里村」があり、
昔懐かしい生活用品などが展示されています。
そのスペースで、回想法を体験させていただきました。

回想法とは、過去を振り返りながら、記憶を蘇らせたり
楽しんだりすることで、生きる活力につなげたり、
気持ちを安定させたりして認知症予防などにつなげる方法で、
みず里では、平成16年から取り入れているそうです。

この日のテーマは「桃の節句」。
みず里村には、様々なお雛さまや桃の節句にまつわる道具などが展示されていて、
中には明治時代のお雛さまも・・・。
参加者さんの子どもの頃には、桃の節句にどんな飾りをしたか、
お菓子や料理は? その作り方は? など話が広がります。
お祝いごとに供えられる「おこしもの」は、「懐かしい!」という声がたくさん上がりました。
そして、「米粉で作った」「上新粉じゃない?」
「色はどうやってつけた?」「焼いて砂糖醤油で食べたね!」などなど、
記憶が記憶を呼んで、みなさんからいろんな思い出が飛び出しました。
ほかにも、雛あられや甘酒なども家で作っていたそうです。
「懐かしいね~」「母を思いだすわ」など、いろんな声が上がっていました。
記憶が蘇って脳が活性化(?!)しているところで、手遊びであたまの体操も。
展示されている昔の生活用具で、さらに話が盛り上がりました。
帰りのバスを待つ間も、昔の思い出話が出ること出ること!
話がはずみ、楽しい帰り道になりました。

みず里のみなさん、いい体験をありがとうございました。
そして、みつば会のみなさん、
バスを乗り継いでのお出かけ企画、お疲れさまでした!  (伊藤ゆ)



2015年3月10日火曜日

活動計画第2回推進委員会 多くのご参加ありがとうございました

3月10日(火)の午後、
雪がちらつく程の寒さの中、
第3次地域福祉活動計画の
第2回推進委員会を行いました。

今年度、
この活動計画ができあがったので、
住民の皆さんと色々な取り組みを進めていきたいという話を
地域の色々な会議の場などで
お話をさせていただきましたが、
その時に
この計画に興味を持っていただいた方に
参加のお誘いしたところ、
15名近くの方が、
今回の会議に出席してくれました。

策定から関わっていただいている推進委員さんに加え、
新しい方々が参加してくれたので、
職員も含め40名ほどで
賑やかに会議を行うことができました♪






前半に1年目の取り組みの報告をした後は、
3グループに分かれてのグループワーク。
普段と違うメンバーでの意見・情報交換の
話し合いに活気が出ました!




最後は、各グループで出た意見の発表や
参加団体からの情報提供などを行い、
この会議を終了しました。



普段から熱心に活動をされていてお忙しい中、
多くの方にご参加いただき、
普段以上に色々な意見が飛び交う
賑やかで楽しい会議になりました。

今後2年目の取り組みを進めていきますが、
新しく推進委員会のメンバーとして
参加していただける方もいます。
ますますパワーアップして、頑張っていきたいと思います♪


私たちと一緒に活動していただく計画推進委員については、
随時募集していますので、
ご興味のある方は、是非是非お問い合わせください。



(ゆき子)


2015年3月4日水曜日

中川生涯学習センター後期講座に参加しました!

平成27年3月4日(水)中川生涯学習センターで開催されている後期講座に参加しました。
後期講座のテーマは「安心・元気なシルバーライフ」ということで全5回の講座になります。


その最終回となる今回は、「みんなで作ろう福祉のまち」というテーマで社会福祉協議会の職員から話をさせていただきました。

最初に中川区社会福祉協議会の取り組みや第3次地域福祉活動計画についてスライドを使い説明させていただきましたが、参加者の方は熱心にメモを取りながら聞かれていました。





その後は、参加者のみなさんと一緒に自分たちの住むまちについて良いところや気になるところを出し合い、自分たちのまちを良くしていくためにそれぞれの方がどんなことで関わることができるのかを考えてみました。
参加された方々は自分の住むまちを思い浮かべながらもっとこんなまちになったらいいな!という思いを語り合っていました。




                             


日頃の日常生活の中で、自分の住むまちについて考える機会が少ないので、改めて自分の住むまちを考えるきっかけになりましたと話される方も見えました。



                             誰もが安心して暮らせるまちを作るためには、自分の住むまちに対して関心を持つということが大切ではないかと思います。今日をきっかけにそれぞれの方が自分の住むまちへの関心を高め、少しでもみなさんの力を地域に活かしていただければと思います。(津)



2015年3月2日月曜日

「おいしく食べて健康に!」 みつば会料理教室

高齢やひとり暮らしで、栄養がかたよりがちになる食事を
改善してもらおうと、中川保健所にご協力いただき、
みつば会特別講座「おいしく食べて健康に!」を
2月25日(水)に開催しました。

教室には、みつば会の4会場から13名が参加。
最初に自己紹介をしたあと、認知症予防にいいと言われる
考えながら体も動かすレクリエーションでウォーミングアップ!
お腹も空いて一石二鳥です。

さて、本日の献立は、
まいたけと豆腐の炒め物、ホットサラダ、とろろ昆布のスープ、ミルクトーストせんべいの4品。
 
炒め物には、缶詰のオイルサーディンを使いました。
缶詰は買い置きができるし、簡単に使えて便利。
特に味付けがされている魚の缶詰は、炒め物やあえものなどに使えば
味付けも簡単、栄養面もGOOD! と、おすすめだそうです。
ホットサラダは、ブロッコリーやキャベツ、
赤ピーマンなどを食べやすい大きさに切り、
耐熱ボールに入れて電子レンジへ。
ボールに山盛りの野菜も、しんなりして甘みも増したよう。





スープは、今回はコンソメで味付け。
とろろ昆布や青しそは、あらかじめ器に入れておき、熱いスープを注ぎます。
デザートはオーブンでこんがりさせて、あっという間に出来上がり。

さっそく、みなさんで「いただきます!」
最初は「こんなに食べられるかしら~」という声も上がっていましたが、
「みんなで食べると食がすすむわ~」と、みなさん完食されていました。
 
 「缶詰は便利だしおいしい!」「電子レンジなら少量でも作りやすい」など、
みなさんから感想があがっていました。

最後は栄養士さんから、低栄養や認知症予防の食生活に
ついて、お話ししていただきました。
今回は、缶詰を使ったり、調理器具も電子レンジやオーブン、
調理バサミなどを使うことで
手間が省ける方法を教えてもらいました。
食べたり作るのがついつい面倒になったり、
栄養が偏ったりしがちな みつば会世代の方には、
参考にしていただけそうなことが
たくさんあったのではないでしょうか。

ぜひ、みつば会のお仲間やまわりのお友達にも、
おいしくて元気になる食事、教えてあげてください!   (伊藤ゆ)