さわやかな季節になりました。
みつば会(はつらつ長寿推進事業)では、いつもの会場を離れて、
社会見学や散歩など、お出かけ企画もプログラムに取り入れています。
話題のスポットや、個人ではなかなか行けない施設、季節ごとの景色が楽しめる公園など、
いつもと違う場所へ出かけることで、
気分転換をしたり、社会に関心を持ったり、
またご自分の趣味の活動や地域活動のきっかけにもなればと思っています。
さて、春田公民館会場と赤星コミセン会場では、
5月29日(火)に、熱田区にある「名古屋市中央卸売市場」へ見学に出かけました。
(予約制となっています。)
(予約制となっています。)
名古屋市内には、市営の市場が3か所あり、
中央卸売市場は、「本場(ほんじょう)」と呼ばれています。
魚介、卵、野菜、果物などが全国から持ち込まれ、
市場が最も活気づくのは、午前3時から5時だとか!
見学した時間は、ピークは過ぎていましたが、
それでも広い場内には、
たくさんのトラックが行き来していました。
市場がぐるりと見渡せる渡り廊下で、
冷凍倉庫や保管庫など場内の建物や、せりの様子、
食品の流通経路などについて、興味深くお話を聞きました。
食品の検査を体験しました。
市場には食品衛生検査所があり、
食中毒菌や食品添加物、残留農薬などを検査しています。
検査所内の学習センターでは、
食品の安全確保がどのように行われているのか、
体験を通して学ぶことができます。
着色料や卵の鮮度、寄生虫などの検査のほか、
食品の安全確保がどのように行われているのか、
体験を通して学ぶことができます。
着色料や卵の鮮度、寄生虫などの検査のほか、
東日本大震災での原発事故を受けて、
今年度から放射能検査も加わり、みつば会でも体験をしました。
サーベーメーターと呼ばれる測定器を食品にあて、放射能の値を調べました。
近年、食の安全について関心が高まっていますが、
検査所の担当者は、
「風評に惑わされるのではなく、正しい知識を得て、賢い消費者になってください。」と
呼びかけていました。
(伊藤ゆ)