卒業を控えた機械科 3年生を対象に、
『地域』・『ボランティア』という要素を取り入れ、
社会人になっても、役立つ課題研究の授業を実施しています。
今年度は
認知症キャラバンメイトの上田真稔さん(特別養護老人ホーム 共愛の里施設長)
をはじめ社会福祉法人共愛会の方々に協力いただき、
『認知症サポーター養成講座』を開催しました。
途中、寸劇を交えて、認知症の方への対応方法を学びました。
認知症は脳の病気であること、何もわからない人ではない、
また、こちらの対応方法で認知症の方の対応も変わることなど理解することができました。
講義の後は、実際に自分たちが道に迷った認知症の方に会ったら、
どんな風に声をかけるか、どんな風に対応するか?グループワークをしました。
『優しく、目線を合わせて大きな声で声をかける。』
『住所がわかったらグーグルで調べる。』などの意見が出ました。
グループワークで出し合った対応方法について
実際にロールプレイをしてみました。
即興にも関わらず、上手に声をかけ、世間話をして話を合わせながら、
どんなことに困っているかを把握し、対応できていました。
これから進学したり、社会人になる機械科3年生の皆さん!
今日から認知症サポーターです。
認知症の方に出会ったり、変だな?と気づいたら、
勇気を出して声をかけたり、声をかけれなくてもそっと近くで見守る
ことができるといいですね。(幸)