平成28年度から始まり、今回で4度目の実施となる「なかがわ子ども楽校」。
第3次地域福祉活動計画の中で、地域の皆さんと検討を重ねている「子どもの居場所づくり」のモデル事業です。
毎回定員以上のお申し込みをいただいていますが、今回も両日ともに25名以上の子どもたちに参加していただきました。
さらに、ボランティアとして活動計画の推進委員さんや、学生さんを含むたくさんの地域の皆さんにお手伝いをいただき、今回も両日ともに30名以上の方にご協力いただきました。
皆さんのお力をお借りしてこそ実施できるイベントです。本当にありがとうございます。
今回は、料理、あそび、習字、勉強のプログラムを用意しました。
「子ども楽校」では、子どもたちが自分のやりたいことを自由に選択しながら楽しんで過ごしていただいています。
☆料理☆
メニューはカレー、コールスローサラダ、あじさいゼリーです。
カレーの材料のじゃがいも、玉ねぎ、お米等は中川区内の住民の方から、
お肉は毎回ご協力をいただいている中日本フード株式会社様からご提供いただきました。
おいしくいただきました(*^_^*) いつもありがとうございます!
ボランティアの皆さんと一緒に材料を切ったり、まぜたり・・・
初めてお料理に挑戦するという子も、ボランティアさんに丁寧に教えてもらいながら進めていくので安心です。
お昼はみんなで集まって一緒に食べます。同じテーブルになった皆さんと楽しそうにおしゃべりをしながらごはんを食べていました!芸能人の話題で盛り上がっていたテーブルでは、かなりの世代間ギャップに、子どもたちもボランティアさんもびっくりしていました。(゜o゜)
☆あそび☆
今回用意したのは、ストローハウス作り、竹の水鉄砲づくり、折り紙飛行機づくり、将棋の4つです。
名古屋なかがわ災害ボランティアネットワークの皆さんにご協力いただきました。
ストローハウスは初めて作ったという子が多かったです。
手加減なしの真剣勝負です!
いろいろな種類の折り紙飛行機をつくって楽しみました。
午後からは竹の水鉄砲を持って近所の公園へ。
きれいに飛びました!
材料の竹は、中川区内の元竹材店の方と、活動計画推進委員の方にご提供いただき、
それを子どもたちが使いやすいように穴をあけたり、削ったり、ボランティアさんが加工して下さいました。
色々なボランティアさんに、それぞれのお得意な分野で活躍していただきました。
☆勉強・習字☆
分からないところはボランティアさんに聞きながら進めていきます。
普段習字の指導をしていらっしゃる方にボランティアとしてご協力いただき、本格的な指導をしていただきました。
最後に子どもたち、ボランティアの皆さんから今日の感想をお伺いすると、
子どもたちからは、
「水鉄砲が楽しかった。」
「カレーがおいしかった。」
「高校生のお兄さん、お姉さんと楽しくあそべてよかった。」
ボランティアの皆さんからは、
「普段関わることの少ない子どもたちと過ごせて本当に楽しかった。」
「興味を持ってもらえてうれしかった。」
などの感想をいただきました。
最後に、これまたボランティアの方にすべて手づくりで作っていただいたお手玉と、サポートセンターbeing小本さんからご提供いただいた「あんぱん」をお渡ししました。
家に帰ってからも、家族の方と今日のことを思い出してお話ししてもらえるように、との思いから作って下さったものです。
あそびや勉強、料理を通じて世代を超えて交流し、普段なかなか触れ合う機会のない子ども同士が、子どもと地域が、地域の皆さん同士が、お互いにつながりあう「子ども楽校」が、今後区内にどんどん広がっていけばいいなと思っています。
「自分たちの住む地域でもやってみたいな・・・できそうかな・・・」と興味を持っていただけたら嬉しいです。
「なかがわ子ども楽校2018夏」にご参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!
(鈴木ま)