万場小学校で高齢者疑似体験の授業を行いました。
この日は、疑似体験インストラクター3名、
地元の高齢者(はつらつ長寿推進事業参加者)4名と
先日来から行っている福祉体験サポーター養成講座の受講者4名が
6年生99名の体験のお手伝いをするボランティアとして
参加してくれました。
まずは、インストラクターからセット付け方の説明を聞いた後、
グループになり順番にセットを身につけ、
おじいさん・おばあさんに変身です。
←おもりを付けて
階段を上り下り
いつもより顔を近付けて
見ています→
↑ インストラクターさんにおもりを付けてもらっています
普段何気なくしている行動をおもりなどを付けて行ったことで、
普段とは違うことを感じたようで、「セットを取ったらホッとした」
「体力の減り方が大きかった」などの感想を発表してもらいました。
また、年を重ねて「老化」はあっても、
重ねるからこそ良いこともあるよということを、
事前に調べたり聞いてきたりしてもらったのですが、
それについても何人かが発表してくれました。
「誰とでも話せる」「優しくなれる」「色々なことを知っている」「自由な時間が増えた」
などの他、
「美容室でサービスが受けられる」「バスで優先してもらえる」
なんてものも。
でも1番は、「孫の顔を見られたこと」。
これかも知れません。
最後に、インストラクターさんやお手伝いしてくれた元気な高齢者の方々に
コメントをもらい、
今日の授業は終了です。
この授業が、皆さんの今後に活かされることを祈っています。
また、今回デビューした福祉体験サポーターさん。
慣れない学校でのボランティア活動で戸惑うことも多かったと思いますが、
ぜひ続けて参加してもらえればと思います。
今後の活躍に期待しています。
(ゆき子)