2014年1月23日木曜日

手話体験学習 in 五反田小学校


1月23日(木)に五反田小学校の5年生の授業の中で手話体験学習を実施しました。

はじめは聴覚障がい者と通訳者が無言で並んで、『誰が聞こえるか?聞こえないか?』
これは見た目では判りにくい聴覚障がいについて実感してもらおうというものです。

後ろから呼びかけて振り向いてくれるか、振り向かない(聞こえていない)時はどのようにしたら振り向いてくれるか(気づいていくれるか)を児童に問いかけ考えてもらいました。みんな色々考えてくれ、前に回り込んで大きなゼスチャーをするなど、実演もしてくれました。






また、児童からの質問や〇☓クイズを実施し、耳の聞こえない方の日常生活用具の体験も行いました。音の情報がないので、光や振動によるインターホンや目覚まし時計など耳が聞こえなくても生活を送るための工夫に感心していました。













その後、場所を移動して体育館にて簡単な手話などを学びました。この時間は授業参観で児童の保護者も見学し、手話に触れてもらいました。最後には底冷えする体育館の中、手話コーラスを披露。児童がおぼえた手話を聴覚障がい者の方に見ていただきました。


今回は児童はもちろん保護者の方にも手話に触れていただきました。
家に帰った時、家族の中で手話について、ちょっとでも考えるキッカケになればと思います。
皆さん寒い中、本当にお疲れ様でした。                  
                                                     (権田)