一人暮らし高齢者を対象としたふれあい給食会が開催されました。
毎年1月には、食事の前にお抹茶が振舞われています。
参加者の皆さんは、お抹茶をゆっくり味わった後、
講師に 老人保健施設 みず里から 齊藤妙子先生をお招きして
“回想法”で皆さん元気になりました。
本日のお題は 『 冬休みの思い出 』 です。
暖を取るものとして、話題にのぼったのは
『囲炉裏』 『火鉢』 『練炭』 『焚火』・・・
お餅やみかんを焼いたり、おやつに干し芋やするめをあぶったという話など、
思い出話に花が咲きました。
「他にあぶったものはありますか?」という問いかけに
『お尻!』
『そうそう、お尻あぶってよく叱られた!』(笑)
他には、『お正月はお年玉なんてなかったけど、新品の服着せてもらってねぇ。』
『そうそう、枕元にたたんで置いてくれてた。』
『兄弟に1冊本を買ってもらって、それを兄弟で回し読みしたりして、楽しかった。』など
どんどん話がふくらみ、皆さんが元気になっていく様子がわかります。
昔懐かしい話をたくさんしながら、皆さんと一緒に食べる食事は格別ですね。
回想法は数人が集まり、1つテーマがあれば、どんなところでもできるものです。
ちょっとしたきっかけで、昔のいろいろな思い出がよみがえり、“今”が少し変わります。
皆さんも是非、サロンや給食会などで思い出話に花を咲かせませんか?(幸)