2020年10月16日金曜日

第5回「はつらつ川柳」出来上がりました。

 

名古屋市高齢者はつらつ長寿推進事業(通称:みつば会)のプログラムで

参加者さんに川柳を作っていただきました。

今回は新型コロナ感染症拡大防止のため中止している「みつば会」の参加者に、自宅でプログラムを実施していただきました。その中でコロナ禍における生活や心情を詠んでいただきました。

 

1、      コロナ禍における感染の不安や、それに打ち勝つ気持を表現していただきました。

・コロナにも 自粛要請 して欲しい

・コロナから コロコロ変わる 人ゴコロ

・コロナ禍で 東京の孫 来ないでね

・末娘 コロナ禍会えぬ 七カ月

・人が為 自分が守る ウィズコロナ

・十五夜に コロナ退散 願う夜

・大笑い 免疫アップで 菌殺す!

・密を避け 収束願い 神頼み

・高熱で 胸がドキドキ P.C.R

・いつ消える! コロナの中の 「中止」文字

・神無月 コロナ収束 夢の中

 

2、      自粛期間中の暮らしの変化や楽しみ方の様子が伺えます。

・コロナ禍で 老老介護 ああしんど

・自粛して どかっと上がった 電話代

・おなか出て ウエストふとく コロナかな

・コロナ禍で いまやポチッと ネット買い

・ダイエット したはずなのに 倍返し!

・服作り 暇ありすぎて 夢かなう

・秋風に 背中押されて 二人旅

・テレビでは どのチャンネルも コロナだけ

・給付金 孫の為にと 消えていく

・コロナデブ ベルトの穴が 慌てだす

・コロナ禍で 通販利用 物増える

・今までの 自由奔放 ままならず

・コロナ禍も 我庭小花 華やいで

・毎日が ステイホームの この一年

・蝉の声 コロナコロナと 聞けし夏

・コロナ禍で 気になる朝ドラ 2つ増え

・終活と きれいになった 家の中

・コロナでも 早朝体操 出掛けます

 

3、      生活の中に溶け込んだ「マスク」。いろんな事が起こっています。

・布マスク 口をかくして 美人みえ

・マスクつけ ラジオ体操 くるしいな

・マスクして 眼鏡と帽子 あんた誰?

・買い物に マスクを忘れ 家帰る

・春先の マスク手作り まだ続く

・買い物で マスクの絵柄 見て楽し

・口遊び マスクの中で 脳トレよ

 

4、      ソーシャルディスタンスが叫ばれている最中、変化した日常や不自由さ、生活の工夫が書かれています。

・ドンと鳴る 今年の花火は スマホから

・おやつ無し チャッチャと買い物 アイスだけ

・山登り 挨拶交わし 笑顔なる

・買い物で 後ろの人が 気にかかる

・静かだな 飛行機・車 人の声

・岸辺から かがり火ひかる 鵜飼い船

・コロナ禍で 初顔合わせは リモートで!

・コロナ禍で 見舞いに行けず 絵手紙で

・人恋し 虫の合唱 夜ひとり

・コロナ禍で 旅行は全部 地図の中

・もの言わぬ 唇寒し コロナかな

 

5、      開催が中止になっている「みつば会」への思い、再開への願いが込められています。

・健康で 参加出来るね みつば会

・行先の メモに書きたい みつば会

・みつば会 皆の笑顔が 楽しみね

・皆さんと 元気な声で 笑いたい

 

 

一日も早く新型コロナが収束し、通常のみつば会が再開できるよう願うばかりです。                 

コバヤシ