豊治小学校で点字体験のお手伝いをして来ました。
前半は、視覚障がいの講師の方に、
見えない生活について、色々聞きました。
家の中のことは身体で覚えているので、
「みんなと同じようにお風呂に入ったり歯を磨いたり
トイレに行ったりすることは同じだよ。」
とお話ししてくれたり、
家事もできることはしますが、
「料理だと煮具合・焼き具合が分からないので、
加減を見ながらする料理は無理だよ。
かわをむくのも苦手かな。」
「今日の朝もみそ汁は作ってきたよ。」など
お話ししてくれました。
子どもさん達は、ビックリ!です。
できないことは、ヘルパーさんに手伝ってもらうそうですよ。
また、SPコードという、紙に掲載された情報をデジタルに変える二次元シンボルを
読み込む道具も持って来てくれていて、
ピザ屋のメニューを読み上げてみせてくれました。
後半は、自分の名前など文章を
点訳体験。
慣れない手つきで点筆を握り、点字板に用紙をはさんで、
6つの点の組み合わせを変えながら
穴をあけていきます。
出来た用紙を、講師の方に読んでもらいました。
この点が、意味を伝えることが出来ることが
とても不思議な感じです。
最後は、講師の方とボランティアの方に
代表の子どもさんがお礼を言ってくれました。
街中や家の中で点字を見つけた時、
今日の授業のことを思い出してくれると嬉しいなと思います。
(ゆき子)