2012年11月5日月曜日

高齢者疑似体験@野田小学校

少し肌寒いくらいの11月5日。
月曜日の朝から、高齢者疑似体験の授業を行うために野田小学校に行き、
5年生88名と即席おじいさん・おばあさん体験を行いました。


まずは、
インストラクターさんの説明により、先生を見本に装着します。
だんだん身体が重くなります・・・

この後、それぞれグループに分かれて、
装着後、体験。
マットを布団に見立て、マットを広げ寝転がり、起き上がりを行ったり、
本を読んだり、名前を書いたり、階段を上ったり、障害物をまたいだり、
おはしで豆をつかんでお皿からお椀に移動したり・・・
と盛りだくさんなメニュー。





あんなに涼しかったのに、
これだけの装具を着けて動き回ると、汗ばんできます。

体験後、
「階段は、上りより下りが怖かった。」
「指が動かしにくくて、豆がつかめなかった。」
「本が全然読めなかった。」
など色々な感想を聞かせてもらいました。

「老化」について、体験を通じて知ってもらい、
そういう状態の方がいることにも
思いを寄せてもらえるとよいかなと思います。

ただ、全ての高齢者が上記のように思っている訳ではありません。
実際、今日お手伝いしてもらったインストラクター・ボランティアさん6人中
4人が70歳以上と、「高齢者」とくくられる人たちも
元気にボランティア活動をしてくれています。

この日の体験の子どもさん達の感想をまとめて
後日、学校からいただける予定です。
この授業のお手伝いをしてもらったインストラクターやボランティアさんと
目を通す日を楽しみに待ちたいと思います。


(ゆき子)