篠原小学校6年生90人以上を対象に、
アイマスク体験の授業を行いました。
視覚障がいの講師の方に、
普段の生活についてお聞きしました。
「家の中は、何がどこにあるか分かるので、
不自由なく動けるが、外出時は困ります。
でも、行き慣れたところなら白杖だけで
1人で出かけることもありますよ。」など
色々教えてもらいました。
後半は、実際にアイマスクをつけての体験です。
食事体験では、お箸でお皿から豆をつかんだり、
硬貨を指で触って分かるかなど、
見えない状態での動きを体験しました。
また、「ガイドヘルプ体験」として、
見えない方を案内する方法も体験しました。
段差の前や曲がり道、細い道など
全て口で説明して案内します。
友達の安全を任されて歩くのに
緊張感もあったかも知れません。
最後に、皆さんからの感想を聞いたり
講師の方への質疑応答がありましたが、
講師の方からは、
「駅付近の点字ブロックの上などに、
自転車が置いてあることがよくあるが、
あれにぶつかることもよくあるので、
やめてもらいたい。」と言われました。
今日聞いたお話や体験を、
学校を出た後も思い出して、
自分が何かできるかな?と考えてくれると嬉しいです。
(ゆき子)