7月10日(木)、万場小学校の6年生と車いす体験学習を行いました。
授業では、車いすを使って生活してみえる
講師の方からお話を聞きました。
「このような場での話は初めてで、
緊張しています」と言いながらも、
事故で障がいをおってから
現在に至るまでの経緯や気持ちの変化、
普段の生活などについて、
親しみやすく話してくださいました。
不自由な点は多いものの、体の動かせるところを活かして、ご自分の使いやすいように道具を工夫したり、訓練をしたりすることで、
「やろうと思えばだいたいのことができる」と
おっしゃっていました。
使いやすいよう工夫された生活の道具類や、
それらを使っている写真も見せていただきました。
車いす体験は、台風8号が接近中だったため、
体育館にコースを作って行いました。
歩いていると気にならない段差や細い道も、
車いすに乗ってみると上がるのが大変だったり
圧迫感があったりと、普段とはずいぶん感覚が違うことがわかります。
段差の上り下りでは、福祉体験サポーターから「介助者は声をかけて」「協力し合って」と
アドバイスを受けながら、ペアで協力して体験していました。
体験学習を終えたみんなからは、
「できることを工夫していてすごい」「趣味を見つけて取り組んでいるのは自分たちと一緒」など
感想が上がり、講師の方の前向きさに印象を受けた様子が伝わってきました。
講師の方をはじめ、体験学習にご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
(伊藤ゆ)