2015年10月30日金曜日

赤ちゃんとのふれあい体験@市立工業高校


赤ちゃんとふれあいながら、命のつながりや大切さを学ぶ「赤ちゃんとのふれあい体験」を、10月29日(木)市立工業高校で行いました。

調理や被服など家庭科を学ぶライフデザインという授業を選択している3年生30人(男子生徒26人、女子生徒4人)が対象です。区内の保育園や保健所、子育てサロンなどで呼びかけていただき、12組の親子が参加してくれました。



授業では6グループにわかれ、地域子育て支援センターの保育園の保育士さんや保健所の保健師さん、子育てボランティアさん、主任児童委員さん、地域福祉活動計画推進委員さんを司会・書記役に、赤ちゃんを抱っこしたり、お母さんやお父さんから出産や子育ての話などを聞きました。

  
 
 



 

 
グループによっては、妊娠まで長い年月があったことや、出産にもリスクが伴い、それを乗り越えた出産だった話を聞き、妊娠・出産は決して当たり前のことではなく、奇跡的なことだということが感じられたのではないでしょうか。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





生徒さんたちは、妊娠から出産までの体験談や日々の子育ての大変さや喜び、親として子供をいとおしく思う気持ちなどを聞き、親に対する感謝の気持ちや将来、自分が父親になったら、奥さんを大切にしてしっかりサポートしたいという気持ちが芽生えたようです。











最初は緊張気味(?)だった生徒さんもお母さんのフォローもありだんだん、ふれあえるようになりました。
 


月齢によって動きや反応が違うこと、赤ちゃん一人一人に個性があることが分かったと思います。

 <生徒さんの感想>

・赤ちゃんがいるだけで、自然と笑顔になれた。

・子育ては大変だと思っていたけれど、自分ひとりでするのではなく、周りの人に助けてもらいながら子育てすればいいのだとわかって、安心できた。

・父親は赤ちゃんのお世話だけではなく、奥さんのサポートをすることが大切だということがわかった。・将来、結婚をして子育てをしてみたいと思った。

<お母さんたちの感想>

・生徒さんが熱心に話を聞いてくれてうれしかった。リフレッシュできた。

・普段、関わることのない高校生と交流できて、子供もうれしそうだった。

・将来、自分の子どももこんな風に育ってくれるといいと思った。


頑張れ!未来のイクメンたち!
普段、あまり交わることのない世代(赤ちゃん・子育てしているお母さん+高校生+運営スタッフ)とふれあうことにより、お互いへの理解(高校生:『赤ちゃんってこんなに可愛いんだ!』『子育てって大変そうだけど、うれしいこともたくさんあるんだなぁ。』お母さん:『男子高校生って、こんなに素直で真面目なんだ。』運営スタッフ:『今の若いお母さんたちの妊娠・出産って、自分たちの時とは随分違う。』など)が深まったようです。(幸)