特別養護老人ホーム「フラワー園」で活動する
ボランティアさんの交流会にお邪魔しました。
参加者はボラさん15人(うち中川区社協の登録ボラさんが4名)。
交流会の時間にボランティア活動している方を含めると、
20名ほどの方が施設に集まりました。
この看板は利用者さんが書かれました。
習字のボランティアさんへのサプライズだったので、
お手本がない中、納得いく作品ができるまで何枚も書き直したそうです。
フラワー園は、20年以上活動している大ベテランのボラさんから
初めて交流会に参加する方まで、たくさんのボラさんに来ていただいています。
それは、施設内の作業やイベントのお手伝いをしてもらうだけでなく、
外部の方の目が入ることによって緊張感を保つためでもあるのだそうです。
この交流会は、ボラさんに感謝を伝える1年に1度のイベントです。
職員さんたちはボラさん一人ひとりにお話しいただけるようにすぐ隣の席に座り、
話していただいた意見を熱心にメモしていました。
「今は喫茶もプレートを運ぶだけだから、
お皿に料理をついでいた頃に比べて対話がなくなり、名前が覚えられなくなった」
「5年ほどしかやっていない私と
ベテランのボラさんで利用者さんの態度が違う(笑いながら)」
などなど、経験を積んだ方ならではの生の声がとび出しました。
「自分も料理のアドバイスをしてもらうことがあるので、お互い様だと思っている」
「利用者さんが自分の将来の姿だと思えば接し方が変わってくる」
というお声があり、ボラさんの意識が高くてびっくりしました。
「わたしが支えるまちは、わたしが支えられるまち」。
これは先日行った「地域の応援団講座」
(ブログ記事は こちら )でもお話ししたテーマですが、
ボラさんは日々の活動の中で実感しているんですね。
交流会の模様は、こちらのフラワー園のホームページでも紹介されるそうです。
フラワー園のみなさん、お招きいただきありがとうございました!
お土産の袋の中の折り紙は利用者さんが作っています。
いつもお世話になっているボランティアさんへの
「おもてなし」の気持ちが伝わってくる、すてきな会でした。
(の)