2016年2月23日火曜日

みつば会特別講座「おいしく食べて健康に!」

2月23日(火)、みつば会(はつらつ長寿推進事業)の希望者を対象に、
料理講座「おいしく食べて健康に!」を中川保健所で行いました。

高齢になると、食べる量が減ったり、
作るのがおっくうになったりして、
栄養も偏りがち。
参加者さんも、
「あんまり包丁握らないんだわ」
「一人だとどうもね~」。
というわけで、
簡単にできてバランスのよい料理、
教えてもらいました!

調理の前に、
より食事をおいしくいただくために、
歯科衛生士さんから、顔面の体操で顔や口まわりの筋肉を動かしたり、
だ液の分泌を促すだ液腺マッサージを教わりました。

「今日の最初のひと口は、30回以上噛みましょう!」とのこと。
食べ物をよく噛むことは、だ液が分泌され消化を促すだけでなく、
脳が刺激され、飲み込む機能や発語機能を向上させ、心身の状態も良好にするとのこと。
しかも、顔の筋肉が柔らかくなることで、豊かな若々しい表情も期待できるかも!?

さて、本日のメニューは、
ひじきやほうれん草、しらす干しなどをごま油で炒めてまぜる「カルシウムおにぎり」
鮭とキャベツ、しめじ、ねぎなどたっぷりの野菜を蒸し焼きにする「鮭のちゃんちゃん焼き」
高野豆腐や白菜、みつばをコンソメで洋風に仕上げる「高野豆腐のスープ」の三品です。
「鮭のちゃんちゃん焼き」は、切り身ではなく、缶詰を使いました。
「缶詰いいね!」と、これからみなさんのレシピでも活躍しそうです。
 本日のメニューは野菜たっぷり。「ひとりじゃこんなに野菜使わないからね~」
「カルシウムおにぎり」は彩りもきれい。ごま油の香りが食欲をそそります。
「おにぎり作るなんて、何年ぶりだろ~」
 盛り付けて、完成です!

みなさんで 「いただきます!!」

「わいわい作るの楽しい~」
「みんなで食べるとたくさん食べれるね」と、
箸もすすんでいました。

「ところでみなさん、
最初のひと口は30回噛みましたか?」
「あー! 忘れてた!!!」


食べる前の顔体操、バランスのとれた食事、みなさんお忘れなく!     (伊藤ゆ)