~の秋という言葉はたくさんありますが、
最近の社協は、もっぱらイベントの秋となっています。
先週の「ふれあい広場」に続き、今週は「区民まつり」があり、
また、11月には防災イベントも予定されています。
そして、もう1つ。
福祉体験学習の秋でもあります。
色々な小学校さんからお声がかかり、2学期になってから8回目の出動です。
今回は、露橋小学校5年生の皆さんと高齢者疑似体験を行いました。
10月の手話体験に続いての体験です。
この日は、地元の高齢者ボランティア4名に参加していただき、
体験のお手伝いをしてもらいました。
セットの装着の仕方を説明してもらいます。
足の先から目・耳に至るまでおもりやサポーターを装着するため、
徐々に身体の自由が奪われていきます。。。説明後、今度は5年生の子達が着ける番です!
四苦八苦しながら、ボランティアさんに手助けを受けながら、
何とか装着!
普段使っている教科書をめくってみたり読んでみたり・・・
という作業の難しいこと。
皆さん結構苦労をしていたようです。
↑ 布団から起き上がるイメージで。思わず「どっこいしょ!」
↑ 教科書がめくれない・・・
↑ 足下が見えにくいので、少しの段差も注意が必要です
この体験だけで終わってしまっては、
高齢者は大変だ!となってしまいますが、
そうではないかも知れません。
事前に、年を重ねて良かったことを高齢者の方に聞いてきてもらいました。
「働くことがなく楽しいことができる」「時間に余裕がある」
「孫が生まれた」などの他に、
「バスや地下鉄に安く乗れる」なんてものも。
また、「心が豊かになった」「いらいらすることがなくなった」
「友達が増えた」「敬老会や誕生日を大勢の人が祝ってくれる」
などステキなコメントを聞いてきてくれた子もいました。
年を重ねるって、そんなに悪いことではないかも知れませんね。
お手伝いや指導をしてくれたボランティアの方々にも
色々なコメントをいただきました。
とても元気に体験し、感想や宿題の発表など積極的にしてくれた皆さん、
ぜひ自分たちとは年齢が違う人、障がいがある人ない人など、
日ごろから色々な人に思いを馳せてもらえると良いなと思います。
お疲れさまでした。
(ゆき子)