総合学習の「体の不自由な人について知ろう」という単元で、
手話体験を通して学ぼうという授業です。
授業を行う講師は、聾者の方と手話ボランティアの方4名。
子どもたちが集まっている教室へ
無言で入ってきた講師のみなさん。
きょとんとした5年生のみんなの前で、
おもむろに手話で挨拶をします。
そこで司会から質問!
「さて、誰が耳が聞こえないか、わかりますか?」
光で来訪者を知らせるインターフォン |
まずはみんなに知ってもらおう、というのがねらいです。
そして授業では、耳が聞こえないとはどういうことかや
日常生活での工夫などを知ってもらい、
いろいろな手話の体験などを通して
聞こえない人に伝えるためにはどうすればよいかを
みんなに考えてもらいました。
「表情や口の動きも大切だよ!」 |
5年生のみんなが
自分の夢や好きなものを伝える場面では、
手話がわからなくても、身振りを交えたり
文字を書いたりして
伝える方法を工夫していました。
学校名や名前、挨拶を手話で伝えてみよう。 将来の夢や好きなスポーツの手話にも挑戦!
この体験が、ひとりひとりの違いを考えたり、
まわりの人に関心を持ったりするきっかけになればいいなと思います。
講師のみなさん、パワフルな授業をありがとうございました! (伊藤ゆ)