でも、音読は脳の活性化にいい!と、巷でもよく聞きます。
そこで・・・・・・
中川図書館にご協力いただき、みつば会(はつらつ長寿推進事業)のプログラムで
5月15日(木)に音読教室を開催しました。
この日は荒子会場のみなさんが
参加しました。
音読したのは、
昔話などの親しみやすいもの、
古典文学や漢詩など
一度は耳にしたことのある文章、
中川区の史跡にまつわる話など、
バラエティに富んだお話です。
「音読なんて小学校以来?!」なんて
言いながら、みんなで声をあわせて
読みました。
図書館の方によると、音読にはいろんな効果が期待できそう、とのこと。
声に出して読むことで、
黙読では何気な~く読み飛ばしてしまう言葉や文章に
新しい発見があるかもしれません。
知らなかった言葉との出会いや、
文章の美しさに改めて気づくことも・・・
声を出すことは、体をより多く使うこと。
最初は出にくかった声も、慣れてくるとだんだん声を出すことが
心地よくなってきます。
自分の声やまわりの声を聞く耳も働かせて・・・
中川図書館では、地域の文化を紹介する
テキストを作成しているそうです。
この日は、『むさんどの神様』という、西日置の鹽竈(しおがま)神社に伝わる風土記を読みました。
なじみのある地名や名称が出てくると、
より一層興味がわきますね。
60歳以上の方を対象にした音読教室も
開催しているそうです。
教室で新たな本や人と出会い、本をきっかけに交流が始まるとすてきですね。
「初めての体験で楽しかった!」
「歌うよりも疲れるね~」などなど、参加者さんからいろんな感想が出ました。
図書館に初めて来た!という方もみえ、
今回のプログラムをきっかけに、貸出カードを作った方もみえました。
音読や本、図書館との新たな出会いとなった
音読教室でした。 (伊藤ゆ)