2014年6月12日木曜日

西中島小学校で高齢者疑似体験学習を行いました!

6月11日(水)、西中島小学校の4年生が、高齢者疑似体験学習を行いました。

西中島小学校では、
地域の高齢者との「ふれあい会食会」を毎年行っていて、
4年生は今年初めて、会食会での催しを
企画するのだそうです。

企画にあたって、お年寄りがどんなことを不自由に感じるか、
どうすれば喜んでもらえるかなどを考えるきっかけにしたいと、
今回の学習を行うことになりました。

この体験では、手足のサポーターやおもり、
白内障の疑似体験ゴーグルをかけたりして、
加齢にともなう体の動かしにくさ、不自由さを体験します。

3人一組で協力して、手足のおもりやサポーターをつけます。
マットの上に寝転んで起き上がりにくさを体験したり、段差を上り下りしたり・・・
また字を書いたり、小さなポーチから硬貨を取り出したりという体験もしました。


手足が動かしにくい上に、目も見えにくいので、階段は特に慎重に・・・
子どもたちから、「体が重くて目も見えにくくて大変だった!」と感想が上がると、
学習に関わったボランティアさんたちからは、
「お元気な高齢者もいるけれど、困っている人がいたら声をかけて」
「こうやってみんなに会えることで元気になれる」など、
子どもたちにメッセージがおくられました。

この日の体験を活かして、すてきな「ふれあい会食会」になるといいですね。   (伊藤ゆ)