最初に車いすの操作や注意点などを講師の方から説明していただきました。
←子どもたちが方法を考えがら、
車いすの広げ方や折りたたみ方に挑戦しました。
講師の方は、車いすを使用する人の体の特徴や不自由さに
よって、介助者が配慮しなければいけないことも違うので、
「車いすに乗る人の気持ちを考えながら介助して」と
話しました。
この日の体験は、道路や建物内などで想定される車いす使用者にとっての不便さを、
体育館に障害物などを設置して行いました。
(左)狭い道を想定して。壁や障害物は思った以上の圧迫感・・・。
(右)曲がりくねった道や、柱などの障害物を想定。ここはがんばって自分で操作します。
コツをつかむとスムーズに。
歩きでは何ともないところも、車いすだと大変!を実感。友達の手助けが欠かせません。
こちらは自動販売機を想定したもの。高い位置のボタンやお金を入れるところが届かない!
また、低い場所も利用しにくいことがわかりました。
体験を終えたみんなからは、
「普段は気にせず通っているが、車いすに乗ると大変だった。」
「自分で操作するのは大変。介助してくれる人を信用することが大切だと思った。」など
体験を通しての率直な感想が出ました。
最後に講師の方から、
「自分の体に感謝して、大切にしてください。」と5年生のみんなにメッセージがおくられました。
この日の体験や感じたことが、
今後のみんなの気づきや行動につながるといいなと思います。 (伊藤ゆ)