10月23日(木)、名古屋市立工業高校で、
高校生と赤ちゃんとのふれあい体験を
行いました。
この体験事業は今年で3年目。
今回はライフデザインの授業を選択している
3年生30人が対象です。
実施にあたっては、区内の保育園や
子育てサロン、サークルなどに
ご協力いただき、参加していただける
赤ちゃんとお母さん、お父さんを
募集しました。
工業高校ということで、圧倒的に男子生徒が
多いこともあり、はたしてみなさん集まってくれるのか?! と不安もありましたが・・・・・・
なんと、11組の親子さんが参加してくださいました。
当日は、保育園や保健所の職員さん、子育てサロン、サークルのみなさん、
主任児童委員さん、社協の活動計画推進委員さんたちにもボランティアとしてご協力いただき、
グループに分かれて、お母さんお父さんから話を聞いたり、赤ちゃんを抱っこしたりしました。
たくさんの生徒さんに囲まれて、最初はちょっと不安そうな表情ですが・・・・・・
そのうち赤ちゃんからも生徒さんからも、笑顔が見られるようになりました!
生徒さんたちは、交流体験の前に、赤ちゃんの発達についてや抱っこの仕方を学んだり、
お母さんお父さんへの質問などを考えたそうです。
赤ちゃんの表情を見ながら、やさしく上手に抱っこしてましたよ。
赤ちゃんが泣きだす場面もあったけれど、
いろんな表情、いろんなしぐさが見られたのでは・・・
お母さんお父さんからは、妊娠中のこと、子どもが生まれたときの気持ち、育児のことなど
いろいろな話を聞かせてもらいました。
また、エコー写真やバースデーブックなども見せてもらいました。
→生徒さんたちが、家庭科の時間にポーチを手作りしてプレゼントしてくれました!
最後に、生徒さんやお母さんお父さんに感想を聞きました。
生徒さんからは、「教科書にのっていないことが学べてよかった」「子育ては大変だと思うけど
がんばってほしい」
またお母さんたちからは、「いい体験ができた」「反抗期や高校生の気持ちなど、
こちらもたくさん聞くことができた」と、感想があがっていました。
交流がすすむうちに、生徒さんの表情やしぐさがだんだんやわらかくなって、
赤ちゃんにとてもやさしい表情を向けているのが印象的でした。
ご協力いただいたみなさん、ほんとうにありがとうございました! (伊藤ゆ)