9月16日(火)、万場小学校で6年生70人を対象に、
手話体験と視覚障がい者のガイドヘルプ体験を
行いました。
視覚障がい者のガイドヘルプ体験では、
2人1組になり、
アイマスクをした友達をもう一人がガイドしながら
学校の廊下を歩きました。
歩きなれている廊下も、目が見えない状態だと
感覚がつかめない様子。
アイマスクをした子は、恐る恐る足を運んだり、
ガイド役の友達にしっかりつかまったり。
またガイド役の友達も、
目が見えないとき、どんなふうに
声をかけると友達が歩きやすいのか、
不安が少なくなるのかを考えながら
ガイドしていました。
また、箸で食べ物をつかんだり、コップに水を汲んだり
硬貨を識別したりと、
普段だれもが日常的に行っていることを、アイマスクをつけて模擬体験しました。
手話体験では、見ただけではわかりにくい聴覚障がいを知ってもらおうと、
○×クイズなどゲームも交えながら体験を行いました。
この日は授業参観日で、保護者の方にも体験の様子を見てもらうことができました。
今回の福祉体験学習は、
6年生にとって、7月の車いす体験に続いての学習です。
様々な障がいの体験を通して、
障がいのある人に対してどんな手助けができるのか、自分にできることはないか、
そしてまわりの人に対する思いやりについて、
みんなに考えてもらえたらいいなと思います。 (伊藤ゆ)