名古屋市交通局の方を講師に迎えて、市バスの車内事故防止教室を開催しました。
市バスは、みつば会のみなさんにとっても身近な交通手段。
参加者さんの中には、毎日のように利用するという人もいました。
この日の講座は、特にバスの車内での事故を防ぐために、
危険な状況や気をつけることなどを話していただきました。
市バスの交通事故は昨年度591件、そのうち約3割が、転倒など車内での事故だそう。
「どんなときに車内で転びやすいですか?」の質問に、
みなさんからは次々に意見が。
ヒヤリとした体験もお持ちのようです。
車内事故が発生しやすいのは、バスが停車や発進したり、ゆれたりするとき。
では、事故を防止するためには?
まずは席が空いていたら着席すること。
やむを得ず立つ場合は、必ず手すりなどにつかまること。
また、最近はスマートフォンの操作に夢中になっていて、バスの停車や発進に気づかない、ということもあるとか。車の動きや車内アナウンスに気を配ることも大事ですね。
そして大切なのが、
バスが停車してから席を立つこと、
走行中に車内を移動しないこと、だそうです。
後半は富田支所の駐車場をお借りして、
本物の市バスに乗り込んで
お話を聞きました。
バスの車内での事故を防止するためには、運転手さんの安全運転はもちろんですが、
自分の身を守るために、乗客としてバスを利用する人が気をつけることが大切ですね。
名古屋市交通局にみなさん、ありがとうございました! (伊藤ゆ)