2015年2月17日火曜日

「地域の応援団講座~さらなる一歩編~」開催しました!


地域の困りごとを、地域で考え
解決するためのきっかけづくりとして
12月から始まった「地域の応援団講座」の受講者を対象に、
もう一歩、活動に向けて前進する
「さらなる一歩編」を、2月6日(金)に開催しました。

前回に引き続き、
一般社団法人地域問題研究所の池田哲也さんを
講師にお招きし、
地域の課題との向き合い方について、みなさんで考えました。

「地域の課題との向き合い方」。
そ、そんな難しいこと・・・となりそうですが、実はそうではなく、
地域の課題は、個人の不安や悩みと地続きのもの。
まずは身近な人たちの声に耳を傾ける!とのこと。
なるほど、それなら自分のまわりやご近所さん、
地域で不安を抱えていそうな方など思い浮かべることができそうです。
では、身のまわりの方の不安や困りごとを実際に知るにはどうしたらいいのか。

この日みなさんで取り組んでみたのは、「聴く」こと。
とっても基本的なことですが、ねらいを持って聞くには計画や準備が必要とのこと。
何のために聞くか
誰に聞くか(本人だけでなく、仲間や支援者にも!)
いつ・どんな場所で聞くか(安心して話せるところは?)  などなど。
それらをそれぞれにシートに書き出し、
3人1組で実践してみました。
ワークを終えたみなさんからは、
「人に話を聞くのは、ほんとに難しい」
「性別が壁になる」
「聞くためには地域の情報や経験が必要」
「聞くまでの信頼関係が不可欠」など
「聴く」ことの難しさとともに、上手に「聴く」コツについてのヒントも
たくさんあがっていました。
地域活動へあと押しをする、きっかけづくりとして行った
全2回の「地域の応援団講座」ですが、
講座で出会ったみなさんに、もう少し交流を深めてもらおうと
「なかがわ応援団カフェ」と題して集まる場を企画しています。
この講座がみなさんの活動に結びつくように、一歩一歩進めていきたいと思っています。
                                                (伊藤ゆ)