2013年10月16日水曜日

点字体験@戸田小学校

台風が近付き、
警報が出て児童の皆さんが出校できず、授業が中止になるかも?と
前日から電話のやり取りをしていましたが、
10月16日(水)の午前の当日は、
風の強いながらも青空が広がる台風一過の
爽やかな日でした。
この日は、戸田小学校5年生の皆さんと
点字体験の授業を行いました。
1学期の車いす体験に続いての福祉体験の授業です。


まずは、
本日講師の視覚障がいの講師を会場まで案内してもらいました。
階段などの手前では口頭での説明に合わせて
1回止まります。
普段何気なく歩いている道のりを
口頭で説明しながら歩くのは
思ったより難しかったようです。

会場到着後、学年全体を前に
見えない人の生活をお話ししてもらいました。
お風呂やトイレはどうしていますか?という質問も
事前にもらっていましたが、
お家の中では自由自在!
どこに何があるかは分かっているので、
何でも1人でできますよ!というお話や
外出先では、どこに何があるか分からないので、
トイレなど困るし、何と駅のホームから落ちたことも
あるそうです。

また、児童の皆さんに
点字を見た場所などを事前に調べてもらいましたが、
洗濯機、エレベーターのボタン、バス停など
色々発表してくれました。

高畑駅のバス停→

意外に身近なところにたくさん点字はあるんですね!


後半はクラス毎に点字体験をしました。
ボランティアさんに教えてもらいながら
自己紹介の文章を打った後、
講師の方に指で点字を読んでもらいました。



 

最後は、SPコードを読み上げる「テルミー」という
視覚障がい者用活字文書読み上げ装置や
色を識別する機械、操作を説明してくれる携帯電話などを
見せてもらい、授業は終了。

視覚障がいのある人も
中川区で生活を楽しむ住民であり、 
点字も身近な所にあるものだよ、ということを
覚えておいてもらえると良いなと思います。

 お疲れさまでした。


 (ゆき子)